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財務三票を利活用”Executive Dashboard|企業概況” 構築サービスのご紹介

実は知らないことが多い自社財務状況

今、自社がどのような財務状態なのか、正確に把握できていますか。
かく言う私も、売上や粗利、利益率、一般経費ぐらいは頭に入っていますが、ROAやROE、流動比率、労働分配率など細かくなっていくと、士業の方々に頼っているのが現状です。

例えば、皆さんに健康ですかと問うと「今のところ痛いところもないので健康だと思います」と多くの方が答えると思います。本来は、健康診断などで専門医の基に検診をしないと正確な健康状態の把握が難しいことは誰しも知っている筈です。これと同じことが起きている企業は、意外にも多いのと感じます。

大切なのは、健康診断のように自社の財務状態を指標毎に数値化して理解しやすい状態にしておくことです。更にそれら数字を用いて新しい視点の指標を作成し、より細かい「状態」を浮かび上がらせることも重要です。

そして専門医、つまり経営コンサルタントや会計士、税理士などとそれら指標を基に詳しい分析や助言をいただくことで、より正確に実態の把握を行い、薬の処方が必要なのか、経過観察なのか、外科手術なのか、このように課題を明確にすることでアイディアも生まれ検討もしやすくなり、これらを繰り返し実施することで、強い経営基盤を手に入れることができると思います。

何ができるのか

財務三票を使って自社の財務状態をチャート化し、そこから約50の経営指標を自動計算し表示させることができます。また、中小企業庁 中小企業実態基本調査で発表されている「経営指標」と比較することができ、より客観的な財務状況の立ち位置を知ることができます。
  ① 財務三票の情報をExcelへ転記するだけで、あとは自動計算
  ② 回数制限なくExcelの数字を何度でも更新可能
  ③ 財務推移を動くグラフ、チャートにより理解しやすくなります
  ④ 財務三票情報以外に、約 59 の経営指標をご提供(2020年7月現在)
  ③ (1社 × 4年間)×6社 まで表示可能(登録可能)
  ⑤中小企業庁の経営指標は、産業別と従業員規模別で提供
  ⑥ 中小企業庁の経営指標と自社指標を同一折れ線グラフで表示可能
  ⑦ 財務情報を目標数字に置き換えればシミュレーションできます
  ⑧ 参考情報として各指標の計算式や指標の説明も note ご提供
  ⑨ 見やすい文字とチャートで表示
  ⑩ 指標が分からなくても大丈夫。グラフ横に簡単な説明を用意
  ⑪ 画面サイズ 1280 × 3600 で1画面で表示 ページ遷移がありません
  ⑫ PC、スマホ、タブレットなど端末フリーで表示可能
  ⑬ オプションでスマホ専用レイアウト表示も可能
  ⑭ 財務三票のExcel転記を請け負うサービスもご提供

様々な分野の架空の企業 6社4年分の財務データが登録され、51の経営指標全てをご覧いただけるようになっています。6社のうち1つを選ぶことで「グラフが動き」ます。
4年間の財務データを折れ線グラフで見ることで傾向を感じ取ることができるので、先手先手の改題解決や施策を打つことができると思います。
また中小企業庁から発表されている4年分の経営指標を「業界別」「業界別従業員別」で分けられた16の指標も登録されています。自社の財務データと比較しながら、自社の経営を振り返る切っ掛けになると思います。
Webページは、全部で7ページです。
 1P:概況&収益分析、比較シミュレーション
 2P:財務データ比較シミュレーション
 3P:効率性分析|7指標
 4P:生産性分析|10指標
 5P:安全性分析|6指標
 6P:成長性分析|9指標
 7P|損益分岐点分析、債務償還分析|7指標

★★ 解説ビデオ(制作中)★★

Executive Dashboard|企業概況 サービスのスクリーンショットです

矢印note_概況&シミュレーション_1
矢印note_概況&シミュレーション_2
矢印note_概況&シミュレーション_3

効率性分析のページ
グラフの横には、参考情報として指標に説明を添えています。指標の意味が分からなくても大丈夫です。少しずつ理解を深めていきましょう。会計士と経営談義するのもいいと思います。

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生産性分析のページ

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ご契約とサービスの流れ

 1.デモサイトで仕様の確認
   デモサイトにてサービス内容をご確認いただきます。
   現状有姿でサービスをご提供いたします。

 2.ご契約とご請求
   ご契約の締結をいたします。
   作業を始めるに当たりまして、費用の50%を手付金として承り、
   同時にご請求書を発行させていただきます。
   全額前払いの場合は、費用の20%ディスカウントいたします。

 3.Microsoft Power BI ライセンスのご契約
   本サービスは、マイクロソフト社の Power BI というツールを
   採用しており、利用条件もマイクロソフト社の条件に準拠して
   おります。別途、関係許諾条件をご理解の上、お客様自身で
   マイクロソフト製品代理店とご契約を結んでおいて下さい。
    ① 現時点で $9.99 / 1人月 です。
    ② マイクロソフト社(英語)
    ③ マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条件

 4.お支払いの確認
   ご入金の確認をいたします。

 5.Excelへ数字を転記して頂きます
   財務三票から転記するためにExcelを提供いたします。
   これに必要事項をご記入いただきます。
   勘定科目の理解に不安がある経営者向けに note を用意しています。
    備忘録#001|企業概況モニタリングで活用できる指標

   別途、転記代行サービスも承っております。お問い合わせください。

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 6.記入したExcelファイルを矢印へ送って頂きます
   お客様が使用されるご提供手段に従います。
   パスワード付きのZIPファイルでもお受けいたします。

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 7.構築作業の開始
   ご提出いただいたExcelファイルの内容を確認します。もし不備が
   あれば修正して頂き完成させます。
   その後、ダッシュボード制作を開始します。

 8.Executive Dashboard をご納品いたします
   おおよそ3週間から1か月で電子メールでご納品いたします。
   ご納品内容
    ① URL
    ②納品書とご請求書の送付
   またオプションでPDFでのご提供もしております。
   なおPDFは、URL提供内容と同じではありません。

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指標のご説明

財務三票からの転記する勘定科目|26項目
 1.損益計算書

   売上高、売上原価、売上総利益、販売費及び一般管理費
   営業利益、経常利益、当期純利益、営業外収益
   支払利息、税引後利益
 2.貸借対照表
   流動資産、固定資産、設備資産、負債、流動負債
   固定負債、純資産、総資産、当座資産、棚卸資産
   売上債権、借入金、減価償却費
 3.キャッシュフロー
   営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー
   財務キャッシュフロー

財務三票以外から算出する勘定科目|8項目
 1.限界利益

   売上高 - 変動費( 販売費になることもある)
         = 利益(売上高に比例して増減する利益)+ 固定費 
 2.変動費
   売上に連動して増減する費用で仕入高や外注費
   = 材料費、人件費 = 販売費(簡易的に)
 3.固定費
   売上高や販売数量の増減に左右されないで一定に発生する費用
   = 人件費や地代家賃、広告宣伝費、交際費、リース料、減価償却費
 4.有利子負債
   利息を付けて返済する負債で貸借対照表の「負債の部」に計上
   = 短期借入金、長期借入金、社債、コマーシャルペーパー(CP)
 5.付加価値
   簡易的な仕訳として売上総利益の場合もある。
   売上総利益 = 売上高 ー 売上原価
 6.人件費
   損益計算書の「販売費および一般管理費」から対象科目を合計する
 7.従業員数
   従業員数。非正規やアルバイトなどを含めるかは貴社で決めて下さい
 8.発行済株式総数
   発行されている全ての株式の総計

財務三票+8項目から自動生成される指標|51項目
 負債比率、自己資本比率
 ROA総資本経常利益率、ROA総資本営業利益率
 ROE自己資本当期純利益率、売上高総利益率%
 売上高営業利益率、売上高経常利益率、付加価値比率
 売上高販管費率、売上高当期純利益率
 インタレスト カバレッジ レシオ
 総資本回転率-回、総資本回転期間-日
 売上債権回転率-回、売上債務回転期間-日
 棚卸資産回転率-回、棚卸資産回転期間-日
 固定資産回転率、流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率
 財務レバレッジ、財務レバレッジ-倍
 一人当り付加価値-¥月、一人当り人件費-¥月
 労働分配率、人材生産性、労働生産性、資本生産性
 機械投資効率-回、限界利益率、一人当り売上高、一人当り限界利益
 売上高増加率(増収率)、営業利益増加率、一人当り付加価値増加率
 自己資本増加率、経常利益増加率、総資本増加率%
 純資産増加率(自己資本増加率)、従業員増加率
 一株当たり当期純利益(EPS)、損益分岐点比率
 経営安全率(安全余裕率)、損益分岐点売上高(損益分岐点)
 損益分岐点販売量-数倍、借入金月商倍率-倍
 自己資本有利子負債比率(ギアリング比率)、債務償還年数-年

中小企業庁 中小企業実態基本調査 経営指標一覧
政府統計のオープンデータを使用し、最新4年分の指標と比較することができます。これまでは17指標発表されていましたが、今年度は6指標に減っております。ご注意願います。
確報年:2017 2018 2019|17項目
 総資本経常利益率(ROA)、総資本営業利益率(ROA)
 純資産当期純利益率(ROE)、 売上高総利益率、売上高営業利益率
 売上高経常利益率、売上高対販売費・管理費比率、総資本回転率(回)
 流動比率、固定比率、自己資本比率、財務レバレッジ(倍)
 負債比率、付加価値比率、機械投資効率(回)、労働分配率
確報年:2020|6項目 なぜか減っています
 純資産当期純利益率(ROE)、売上高経常利益率、総資本回転率(回)
 自己資本比率、財務レバレッジ(倍)、付加価値比率

【中小企業実態基本調査とは】
 
中小企業全般に共通する財務情報、経営情報等を把握するために、平成16年度より毎年実施している一般統計調査です。統計法に基づき、総務大臣の承認を得て実施しています。
【調査の目的】
中小企業基本法第10条の規定に基づき、中小企業を巡る経営環境の変化を踏まえ、中小企業全般に共通する財務情報、経営情報及び設備投資動向等を把握するため、中小企業全般の経営等の実態を明らかにし、中小企業施策の企画・立案のための基礎資料を提供するとともに、中小企業関連統計の基本情報を提供するためのデータ収集を行うことを目的としています。
【調査対象企業の選定】
 統計法に基づき総務大臣が整備している事業所母集団データベースをもとに、全国の中小企業の中から約11万社を無作為に選出し、1年分ないしは2年分の調査へのご協力をお願いしています。
 選出にあたっては、各業種別、規模別の中小企業の実態を把握できるように、各業種、規模別に一定数の企業を無作為に選定しています。具体的には、以下のとおりです。
 なお、同業種・同規模の企業が少ない場合には、申し訳ございませんが、3年以上連続でご協力をお願いする場合もございます。
【調査する内容】
  (1)企業の概要
  (2)決算
  (3)輸出の状況
  (4)事業別売上高割合
  (5)設備投資の状況
  (6)研究開発の状況
  (7)受託の状況
  (8)委託の状況
  (9)取引金融機関
  (10)事業承継
  (11)中小企業の会計に関する基本要領
  (12)中小企業関連施策の認知状況 等

矢印株式会社は好きなことを仕事にしています

Service|矢印株式会社のサービスをご説明しています
 〇矢印株式会社のご説明
 〇ICTセカンドオピニオン 2人目の相談相手
 〇Excelの定型 転記業務の自動化と可視化
 〇財務三票を活用した50指標の可視化
 〇政府統計からオープンデータまで活用した経営判断指標の可視化
 〇中小企業庁 中小企業デジタル化応援隊 ICT化サービス
 〇LINE WORKS AMBASSADORからのご支援について
 〇企業内講師|伴走型セミナー
5G Yajirushi Video Crew Service|写真や映像制作
 〇機材紹介 写真投稿
 〇視聴者が離れていかない映像コミュニケーション
 〇オンライン授業 子供たちにこそ高画質高音質に拘った授業を
矢印news|note
 〇気になったニュースや日常を投稿してます
Executive Knowledge
 〇経営財務分析で活用できる情報をまとめています
 〇ソーシャル画像の制作は大変ですが、ここに差が生まれるのです
 〇アプリ使わない 映像機器やソフトも使わない|PowerPoint Tips
おやじのBIチャレンジ日記
 〇Microsoft Power BI で可視化の勉強風景を描いています

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