Photo by ilo 売れないKindle作家の独り言17 25 ボーン 2022年10月17日 05:50 歌詞は短い文章の中に物語りや、自分の想いを伝えている。素晴らしいと想いました。小田和正さんの「たしかなこと」の歌詞の意味を考えながら聴きました。私は、歌が好きでカラオケに行くのですが、歌詞を以前はあまり考える事なく歌っていたのですが、小説を書き出してからは、注意深く歌詞を読む機会が増えました。「たしかなこと」と言う題名であるのに、歌詞の中にその言葉は、出てきません。注意深く歌詞を読み込んで行くと、この歌詞は、自分の寿命を悟った人が、恋人(妻)に宛てたメッセージではないか!と想う様になりました。冒頭の歌詞に「哀しみは絶えないから、小さな幸せに気づかないだろう」と、あります。この悲しみとは何?「時を越えて君を愛せるか、本当に君を守れるか」と、あります。時を越えるとは?何を意味するのでしょうか?「忘れないでどんな時も、きっと側にいるから」と、伝えています。「きっと」と言う言葉は、普通なら「ずっうと」を使うのではないかな?この「きっと側にいるから」に作者の想いを感じます。「もう二度と此処へは戻れ無い、でもそれを哀しいと決して想わないで、一番大切な事は、特別な事では無く、ありふれた日々の中で君を今の気持ちのままで、見つめている事」と、綴られています。「二度と此処へは戻れない」とは、単身で彼の地へ行くのでは無く、永遠の別れを意味しているのでは?と思われます。「でもそれ哀しいと決して想わないで」と恋人を勇気付けるかの様に伝えているいます。これも単に別れる言葉には想われません。「一番大切事は、特別な事では無く、ありふれた日々の中で、君を今の気持ちのままで見つめている事」 本当に重く深い言葉ですね。そして最後にも「どんな時も、きっと側にいるから」と、再度、言われています。「きっと側にいるから」この言葉は、あなたにはたとえ私が見えなくても、側に居るんだよ!と強く伝え、相手に対しての想いを感じます。この歌詞の中に「たしかなこと」の言葉はありませんでした。この、愛する人に対しての想いが、「たしかなこと」(真実)である、と作者は言いたいのかも知れません。本当に深い歌詞だと改めて感じました。短い文章に想いを入れ、物語りを完成させる。そして、それを音楽に載せて歌う。素晴らしい事です。私もその様な文章を書きたいものだ、とつくづく想いました。 ダウンロード copy #言葉 #文章 #物語 #歌詞 #連載 #意味 #本当 #特別 #素晴 #売れないKindle作家 #小田和正 #正誤性 25 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート