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【要項見ず応募する】アメリカ人から教わった就活法

私は高校二年生から社会人一年目まで留学という形で単身渡米していた。
その間ホストファミリーと3人のルームメイトというかけがえのない存在に出会ったのだが、先々月の9月、その大学時代のルームメイトのうちの1人に会ってきた。

当時の私は子育てによる寝不足と前職の立ち仕事がキツ過ぎて病んで休職中。
そして絶賛転職活動中でもあった。

そこでアメリカ人のルームメイトの彼女から聞いた就活アドバイスが結構目から鱗だったのでここに残しておく。

それはズバリ、タイトルにも書いた
募集要項を確認するのは書類を通った後、詳しい職務内容や勤務地、条件などは企業から返事が返ってきたタイミングで確認し、自分の希望と一致したら面接に行く、というものだ。

エッ、行かないかもしれないのに応募するの失礼やん・・と言ったら、
『募集要項を熟読して期待して返事が来ず一喜一憂する方がもったいない。』
と返ってきた。

その代わり、自分の志望領域、志望業種、(少しかすってるくらいでも可)思いつく全部の会社、案件に応募しろ!と喝を入れられた。

彼女の大学時代の専攻はアニメーション。当時はアメリカだけでなく他国でも考えつく全てのアニメーションスタジオにポートフォリオを送ったようだ。
その後グラフィックやクリエイティブの仕事の募集も目についたもの全てに応募したらしい。
その結果彼女は今、某巨大IT企業でデザインマネージャーをしている。
彼女が入社した後コロナもあり、伸びに伸びた会社だ。大出世。すばらしい。

そのアドバイスを聞き、日本に帰国してもいないのに
とりあえず検索に引っかかった全ての会社にアプライした。

その後、企業から返事が来てから事業内容、職務内容など確認し「この条件なら働ける」と思った企業とは面接の約束をし、結果10社ほど一次面接の機会をゲットした。

そして5社の最終面接に漕ぎ着け、内定をもらえた。

断るのが苦手な私は内定辞退するのが本当に心苦しかったが、一番自分が輝ける舞台を5社の中から選べて本当に良かった。

例の彼女から学んだ就活極意だけでなく、今回の転活ポイントをまとめると

  • とりあえず最初は何も読まず求人応募、返事が来た時に要項確認

  • エージェントとの面談は面接の練習、とにかく面談予約を入れまくり人と話しまくる

  • 面接前にはトイレに籠り2分間【自己肯定感が上がるポーズ】をする (https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/health-food/a76325/bho-how-standing-like-wonder-woman-can-boost-your-confidence-160622/)

  • 面接の直後には次の選考のためのメモを

  • 希望度イマイチのところも断らない。絶好の面接練習のチャンス。求められる人材になりきり話す練習。

  •   Wantedlyは神。

特に、中途採用なので1,2回企業の方と話すと最終面接は代表とお話しできるところが非常にありがたかった。
戦後に起業し、今日まで社会の荒波に立ち向かい会社を背負ってきた先人のお話を、質問も交えながら一対一で聞ける機会なんて、転職活動時くらいだ。

まさに、私だけのための生講演会、プロフェッショナル仕事の流儀~ライブver~…

その会社に行くか行かないかは置いておいて、代表たちとお話しできたことは、これからの社会を生き抜くための大きなモチベーションとなった。

転職活動に挑む全ての方に、ハッピーなご縁よ訪れろ!

そしてこの先また転職活動をすることになったら、以上のことを思い出したい。


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