yudaneru

歩くこと。ゆだねること。書くことで自分に正直になっていきたい。

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最近の記事

Kumano と Shastaをオンラインで旅をする

今日は、先日noteにも少し書いた熊野とシャスタを愛するアメリカ在住のSちゃんと熊野のYさんが主催するオンラインヨガの日。2人はジョアンナメーシーさんのオンライン講座でつながったそう。 地球を感じる瞑想から始まり、ヨガをしっかり行ってからお二人のおすすめスポットの紹介からのワーク。ワークと言ってもzoomのブレイクアウトルームで参加者と1対1でお話する形式。私は2回ともアメリカ在住の日本の方とのお話。「はじめまして」から始まって、お題についてお話しながら、雑談をしているとあ

    • ベリーエクササイズでお腹と向き合う。

      友だちにベリーダンスの手法をとりいれたベリーエクササイズを教えてもらった。今日で3日目。ストレッチと丹田を意識してお腹をギュってしたり、お尻をギュってしたり、腰を回したりしている。熊野歩きで足腰は強くなったが、お腹に関しては緩めてばかりの毎日だった。 このエクササイズ筋トレに比べると、しんどくないし、歩きながら、階段を上りながり、どこでも出来る。全ては意識次第なのだ。丹田や背骨、骨盤や骨盤底筋。意識を向けることで、眠っていた筋肉獅子や筋獅子が目覚め、使えるようになってくる。

      • 熊野古道伊勢路を歩く(4日目)

        雨の音で目が覚めた。それもかなり降っている音だ。昨夜は歩ききったことに満足して、次の日の天気なんて気にしていなかったのだ。 お天気レーダーを見てみたが雨は止みそうにもないが、列車の時間もあるので、予定通り出発することにした。女将さんが手作りのおはぎを持たせてくれた。この雨の中のおはぎはより染みる。 今日は紀伊長島から三野瀬まで。雨も考慮して短めに設定した。大雨の中、三野瀬駅に付くと奈良から来たという夫婦に出会った。彼らも熊野古道歩きをしているという。大雨というバッドコンデ

        • ただの偶然か、それとも必然か。

          熊野の旅を行ったのも、たまたまだった。 生まれてから、殆どの時間を三重で過ごしていけど、熊野古道なんて全く興味がなかった。 スペインの巡礼展を見て、まずは熊野で練習しようというくらいのノリだ。 最初は、伊勢や大台あたりは行かなくて、ツヅラト峠くらいからでいいんじゃないかと思っていた。 それが今は、新宮の先にも行きたくなっている。 「ゴールおめでとう」「いいことあるよ」って沢山の人が言ってくれるけど、いいことやご褒美、人生観の変化を期待して歩いていたわけでもない。 でも

        Kumano と Shastaをオンラインで旅をする

          熊野古道伊勢路を歩く(3日目その2)

          今日のメインイベント、峠越えがはじまる。荷坂峠を越える。最後に峠ってしんどいかと思いきや、伊勢側から入ると、ほぼ平坦。疲れた足には助かる。足の裏には、水ぶくれが出来ているようだ。 そして、峠から海が見えた。伊勢路始めての海だ。テンションもあがる。山から見える海。海が近くにある。それだけで充分ハッピーだ。昔の旅人も絶対テンションあがっていたと思う。我々の何倍も。「参りましたぞ。紀伊の国。あっぱれ。」って。 山には「ヤマツツジ」がチラホラ咲いていた。街で見かける、これでもかっ

          熊野古道伊勢路を歩く(3日目その2)

          修験行者場「伊勢山上」で得たものは

          今日は、登山仲間3人で三重県松阪市の山奥にある飯福田寺の修験行者場、通称「伊勢山上」に登山、いや修験に行った。 まずは、お寺で入山料を収めて行者場に向かうと、「油こぼし」という断崖絶壁がいきなり登場する。HPには、「垂直の断崖を鎖のみで上っていきます。命綱はなく自分の力で登っていくしかありません。迂回路なし。ここを登らないと行場を1周することができません。」と書いてあった。これ、今見たからよかったけど、事前に見ていたら、きっとビビってちょっと憂鬱だったかもしれない。 私が

          修験行者場「伊勢山上」で得たものは

          熊野古道伊勢路を歩く。(3日目その1)

          古道歩きを予定していた日に雨が続き、1月ほど空いてしまったが、巡礼の道は、熊野に「呼ばれた」時に行くものだからと、焦らずにどんと構えることにした。そう考えると雨が降ってもハッピーだ。 次に熊野に呼ばれたのは4月半ばのころだった。 今日は、気合いを入れて最近の「推し」東野幸治Tシャツに決めた。地元で着るのはのはちょっと勇気がいるのだが、(東野さんは私たちの気持ちを汲んでぱっと見分からないようなデザインにしてくれている優しき人)ここなら大丈夫だろう。そして、もし気づいてくれる人

          熊野古道伊勢路を歩く。(3日目その1)

          熊野古道伊勢路を歩く。(2日目その2)

          中華そばとコーラと高校生の青春見学で、満たされた私たちは、次の峠に向かう。この峠、昔々は、宮川を舟で渡って峠の入口に向かうのだが、令和の冬には渡し船なんてものはない。(よい季節で人数を集めて、お金を払えば舟にのることは出来るらしいが) となると、迂回路を行くのだが、その迂回路が全く退屈な道なのである。高速道路の横の新しく作られた舗装された道をひたすら歩くのだ。黙々と歩き続け、ようやく峠が始まった。山道万歳!土は柔らかくって歩きやすい。熊野古道といえば、石畳をイメージするが、

          熊野古道伊勢路を歩く。(2日目その2)

          熊野古道伊勢路を歩く。(2日目)

          初回の伊勢路旅から8日後、前回の到着地点、栃原からの2日目が始まる。 今回は、前回の反省を含め、距離は少し短めの19キロの道のりだ。 今回の寄り道券は、パン屋「kanaeta」、中華そば「一富士」、道の駅おおだいの「ないしょもち」に決めた。 テクテクと歩いて、パン屋を発見するも、営業時間外。パン屋のオープン時間が12時だなんて。。先を急ぐ私たちは、涙をのみ、見つけた猫に癒され、近くのコンビニでとりあえずのお腹を満たし、次の一富士にかける。 テクテクテク。 ようやく、三

          熊野古道伊勢路を歩く。(2日目)

          熊野古道伊勢路を歩く。(1日目)

          さあ、熊野古道伊勢路踏破の旅が始まった。 最寄り駅から電車に乗り、伊勢神宮内宮へ向かった。今日はいっぱい歩くのだから、最初は贅沢に近鉄特急でと思ったが、早朝すぎてまだ特急は動いていおらず、急行に揺られながら伊勢に向かった。そういえば、コロナ禍以降、電車に乗る事すら久しぶりだった。 伊勢湾から昇る朝日を久しぶりに見た。キラキラと輝く太陽。 私は朝日を見るたびに、どうして人は毎日訪れるこの美しいひと時を見ないのだろうと思う。朝日を浴びて黄昏れる。これって涙が出ちゃうくらい豊かな事

          熊野古道伊勢路を歩く。(1日目)

          時間はある。だから180キロ歩いてみることにした。

          普通にしていたことが出来なくなって随分経つ。 リアルで新しい世界を体験する刺激や感動、ハプニングが中々発生しない。 心が揺れたり、思いがけないことが起こって笑いあったり、誰かに聞いてほしくなったり。そういうことがコロナの襲来と共にどんどん減っていった。時間を持て余すことも増えた。 そんな日々を送る中、今年のお正月に「熊野古道」の一つの峠をハイクし、その時突然現れた海を目にした時、「Wowww」みたいな声が自然に出た。 そう、感動したのだ。久しぶりに脳を介さず出た声だった。

          時間はある。だから180キロ歩いてみることにした。

          テレビが壊れたから、noteをはじめてみることにした。

          先週、テレビが壊れた。 突然映らなくなったのだ。アンテナが云云かんぬんという表示がでている。 しばらくしたら、また映るかなと思いながら、しばらく留守にして帰ってきたけどやはり映らない。あちこち触ってみたが映らない。映らないのに癖でリモコンのボタンを押してしまう。見たいテレビ番組があるわけではないのに。 修理がめんどくさい。テレビなしの生活をやってみる絶好の機会なのかもしれないが、私の根底にあるのはこれ。 めんどくさくて、そのままにしてしまう。そして慣れていく。 テレビなし生

          テレビが壊れたから、noteをはじめてみることにした。