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熊野古道伊勢路を歩く。(2日目)

初回の伊勢路旅から8日後、前回の到着地点、栃原からの2日目が始まる。
今回は、前回の反省を含め、距離は少し短めの19キロの道のりだ。

今回の寄り道券は、パン屋「kanaeta」、中華そば「一富士」、道の駅おおだいの「ないしょもち」に決めた。

テクテクと歩いて、パン屋を発見するも、営業時間外。パン屋のオープン時間が12時だなんて。。先を急ぐ私たちは、涙をのみ、見つけた猫に癒され、近くのコンビニでとりあえずのお腹を満たし、次の一富士にかける。

テクテクテク。

ようやく、三瀬谷の駅が近づき、「一富士」に到着。結構、有名なお店らしく地元の方でにぎわっている。コーラで乾杯し、中華そばを待つ。となりのテーブルには、高校生らしきカップル(に発展しそうな段階かもしれない)がいる。小さなテーブルで向かい合ってラーメンを食べるふたり。ラーメンを食べてようと前のめりになると顔が近づく。映画「花束みたいな恋をした」を最近見た私は、もう今からは体験出来ないであろう初々しい恋愛を想像してキュンとした。

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私たちには、キュンはないが道がある。道に戻ると少し道を迷った。人生にも迷っているけど。そんな時、また違う高校生男子に遭遇したので道を尋ねた。同じ方向だという彼の後ろを歩く。高校生男子は無言だ。私たちは後ろを歩く。彼から見た私たちはどう映っているのだろうか。そして、彼にも途中から彼女らしき女の子と合流したので、私たちは礼を言って自分たちだけで前に進んだ。青春いいな。

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みちの駅に到着。買いたかった「ないしょ餅」は売り切れていた。美味しくて「内緒」にしたいから「ないしょ餅」というらしい。ないしょ餅っぽい別の餅と、洋菓子も買って峠に向かう。羊羹も買ったっけ?

熊野古道伊勢路、2つ目の峠「三瀬坂峠」へ向かった。




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