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熊野古道伊勢路を歩く(3日目その2)

今日のメインイベント、峠越えがはじまる。荷坂峠を越える。最後に峠ってしんどいかと思いきや、伊勢側から入ると、ほぼ平坦。疲れた足には助かる。足の裏には、水ぶくれが出来ているようだ。

そして、峠から海が見えた。伊勢路始めての海だ。テンションもあがる。山から見える海。海が近くにある。それだけで充分ハッピーだ。昔の旅人も絶対テンションあがっていたと思う。我々の何倍も。「参りましたぞ。紀伊の国。あっぱれ。」って。

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山には「ヤマツツジ」がチラホラ咲いていた。街で見かける、これでもかってほど花をつけているツツジとは異なり、背も高くて、密集感ゼロで可憐だった。

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そんな峠をサクサクと越えて、紀伊長島の駅に向かう。その行程が案外長くて、お宿に少しおそくなることを伝えた。

今日は、久しぶりのお泊まり。人と一緒に泊まるもすごく久しぶりだ。以前、人と一緒に泊まったのは、いつだろうか。正直思い出せない。。コロナ前の記憶がすごく遠いところある気がする。

今日のお宿は、紀伊長島古里にある民宿「紀伊の松島」。以前、古道を歩いた方が泊まるなら、ここがいいと教えてくれた。民宿でおじさん達のカラオケ宴会とかあったら、嫌だなと思っていたが、さすがコロナ禍。どのお客さんもとても静かだった。お部屋も広々で新しかった。夕飯は個室で、色んな種類の魚介類が少しずつ。めっちゃおいしい。漬け物やご飯の共だけで充分ごはん3杯行けそうな感じだった。


足の裏の水ぶくれが痛い。潰すにも、針がないし。。旅の友Jちゃんが鞄につけていた缶バッジを貸してくれたので、消毒してブサリと刺して、水を抜きたい衝動にかられる。私はすぐ潰したくなる派なのだ。スポーツ経験のあるJちゃんには、辞めた方がいいと、何度も言われたが、どうしても我慢出来なかった。。

夜は、持ち込んだボルスターでリラックスしてぐっすり眠った。



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