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私は今日卵焼きを作った それで充分ではないか

休職していたり、仕事をしていなかったりすると「労働してないことへの罪悪感」というか、惨めさというか、そういったものが常に付きまとう。
こういう感情はきっと無くせたらいいのだけれど、それが出来ていたら、そもそも精神病まないわけで。休職している人にとってはずっとオツキアイしなければいけない感情なのかな、と思う。

仕事をせず暇を極めていると、「やべえな、今日卵焼きしか作ってねえわ」みたいな日も存在する。今日の生産的な活動、卵焼き作っただけでは?みたいな日。

でも、こうも思う。「卵焼き作ったの偉くない?」と。
自分で自分の食べるものをちゃんと作っている。それって凄く偉いことではないか。というか、別に仕事してなくても、貯金を切り崩しながら、家事したりやご飯作ったりして、自分で自立した生活ができているではないか。これって凄いことではなかろうか。

私のように生きづらくて精神を病んでしまった人たちは、おそらく自分を褒める能力がバグってしまっているので、このくらい馬鹿になって屁理屈をこねないと、自分を認められない悲しい生き物なのかもしれない。
でもたまには馬鹿になってもいいんじゃない?今までずっと真面目にやってきたんだから。

そもそも休職ニートのくせに、労働を通して社会貢献しよう、とか高尚なことを考えるのが烏滸がましいのかもしれない。人様に迷惑かけず、自分の力で生きていければそれで十分じゃないか。

いや、今私は会社には迷惑かけているけど。
まあ、それもあと少しの辛抱なので許していただきたい。


梨女(@xxnashimexx)




ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。