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こんなグッズに囲まれたい。『ミュージアムグッズのチカラ』大澤夏美

博物館や美術館に行くと、必ずあるグッズショップ。展示を楽しんだ記念に、友だちへのお土産に、手頃な日用品から高額な複製まで、幅広くてうれしいです。そんな、楽しいミュージアムグッズをまとめた本がこちら。

グッズの紹介をしつつ、日本全国各地のいろんな博物館を紹介してくれているので、「こんな博物館あるの!?」という驚きと、「行ってみたい!」のわくわくが詰まっています。どの美術館も博物館も行ってみたいですが、その中から、各章気になったものをあげてみます。

■かわいいを楽しみたい
もりおか歴史文化館のかっぱのトートバックは有名(?)ですが、個人的には奈良文化財研究所飛鳥資料館の木簡てぬぐいを押したいです。

https://www.nabunken.go.jp/asuka/info/2018/07/mokkan.html

でも、伊勢半本店の紅ミュージアムのかわいい化粧品グッズも捨てがたい。群馬県立歴史博物館の発掘&修復可能なはにわクッキーも楽しい。ああ、全部見に行きたいし、グッズを楽しみたい。

■感動を持ち帰りたい
豪華さでいえば、サントリー美術館の「清水・住吉図絵巻螺鈿西洋双六盤」のハードカバーノートでしょうか。猫好きには、福岡市美術館の福かぶり猫も魅力的だし、東京国立博物館の八橋蒔絵螺鈿硯箱の缶入りクッキーもきれいです。

印刷博物館の駿河版活字のコーヒーシュガーとか、可愛すぎ。言葉や文字関係は大好きなので、国立民族学博物館に行ったときには、私もモンゴル語の挨拶スタンプを買ってきましたっけ。

■マニアックを堪能したい
新宿区立漱石山房記念館は、この本で初めて知ったので行ってみたいです。そして、それほど遠くないのにまだ行ったことがない大阪市自然史博物館の虫へんTシャツはマジで欲しいです。娘が小さい頃に行く機会がなかったので、大きくなった今、一緒に行こうかな? それとも夫とデート?

■もっと深く学びたい
茨城県の地質標本館は楽しそうな感じがします。水戸芸術館現代美術センターも、グッズがステキでどんな展示があるのか気になります。でも、一番は国立科学博物館ですね。この豆皿ステキすぎます。

あとは、三菱一号館美術館とか、北海道大学総合博物館のアンモナイト蜜蝋キャンドルも欲しい。というか、北海道行きたい。あちこち旅行して、美術館や博物館を気兼ねなく堪能できる日が早く来て欲しいです。ネットショップで買っても魅力半減。やっぱり、ミュージアムグッズは「お土産」で「記念」ですから。



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