上醍醐と失敗
12月9日
おっさんに迎えに来てもらい、お昼ご飯はパンをお店で買って車内で食べました。
さてこの日は駐車場に車を停め、京都市伏見区にある醍醐寺の上醍醐に挑みます。
何処がスタート地点なのか分からず、少し迷ってしまいました。お互い事前に調べる事をしておらず、この日反省すべき点の1つ。
入山料1人600円を払います。
14時前ぐらいにスタート。これも後から感じた事ですが、反省すべき点2つ目です。
歩いていきます。
歩き始めて早々に、おっさんがへばってしまったので1人で先を歩いていきます。
すれ違う人に挨拶をしつつ進んでいると、後ろの方でおっさんの声と誰かの声。後から、
「何か言われたん?」と聞くと、
「杖を持ってきてないんですか?」とすれ違った人に言われたらしい。
醍醐の花見跡。花見は、この醍醐山中腹の槍山で行われました。慶長3年(1598年)の春に豊臣秀吉は花見を行う為に畿内から集めた700本の桜を植え、盛大な宴を開きました。そして千畳敷と呼ばれるこの平地には、その当時花見御殿が建てられていました。(現在は三宝院に移築。)
ひたすら歩いていきます。
私の苦手な階段。
歩き続けていると、座って休憩が出来る場所に到着しました。
下で立ち止まっている、おっさんに「上に座れるところあるよー。」とメッセージを送る。
それから下の方を見て、おっさんが動き出したのを確認して私もベンチに座って休憩する事にしました。
14時40分再び歩き始める。
歩いては立ち止まり少し休憩し、を繰り返し前へ前へと進む。
一足先にベンチを発見し休憩がてら、おっさんの到着を待ってみたが来ないので心配になって来た道を引き返し、歩いているのが見える場所で到着を待つ事にしました。
近付いてきたので私も前へと進んで先程見つけたベンチを、おっさんにお勧めする。
そんな事を繰り返しつつ歩き続けました。
お社。
イチョウが綺麗。
なんと15時40分にようやく到着。
国宝の清瀧拝殿。
醍醐水。
更にまだ上がありますが、おっさんは疲れ切っているので1人で見てきました。おっさんを待つ為に頻繁に立ち止まっていたので、私は割かし元気です。
山頂まで15分か…。
時間的に余裕が無く薬師堂だけ見ました。
辺りが真っ暗になるまでおよそ1時間という限られた時間の中、急いで下山します。
途中、おっさんがベンチに座り込み水を飲みたいから少し戻ってきてと言われ急いでいた私はキレてしまい少しだけ後悔。
後ろから愚痴を言われ続けても先を進み、都度都度後ろのおっさんを確認しつつ、日が完全に暮れる前に下山する事が出来ました。
おっさんから何を言われても完全に日が暮れてからの下山は、足元が見えなくなり怖いので早く降りたかったんですよね。焦りすぎて途中転んでしまい、膝を怪我しちゃいましたけども、そんなの気にならないぐらい私は焦っていました。
いつか愛宕山も上ってみたかったんだけど、このおっさんの様子だと無理そうですね。
ただキレてしまったとは言え、私も体力無い・膝やや悪いおまけに持病による低・高血糖によって動けなくなる可能性は無くもないのであんまり責められません。
次回何処か登る際には、事前にきちんと下調べして余裕を持って登りたいと思います。
車に戻って座った瞬間、急な筋肉痛に襲われて2人して大騒ぎでした。汗
晩御飯は、カレー。
65歳のおっさんと1泊2日の旅行に行きます!!