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12. オンライン集客の効果を何倍にも増やす方法(集客編)

こちらの記事を開いていただき、どうもありがとうございます。
この記事はこんな方に向けて作成いたしました。

・オンラインレッスン(オンライン英会話、オンラインフィットネス、その他オンライン学習サービス)の立ち上げを考えていらっしゃる方
・オンラインレッスンの運営にたずさわる方
・一対一のマッチングプラットフォームビジネスに興味がある方
・オンラインサービスの集客の事例について知りたい方

ウェブマーケティングで集客をテーマに前回お話しましたが、それと共に考えた方が良い話をさせていただきます。

それでも最初はやっぱり苦戦します

前回、集客の方法として、SEOやアフィリエイトのお話をしました。
ただ、やってみればわかるかと思うのですが、最初は思った以上にお客様は集まりません。
弊社では5万~10万程度の費用で、毎月300人の会員登録があるという話をしましたが、これは運用し続けていった結果の話で、最初からその成果は期待出来ないと考えてください。

次にお話をするのは、集客の効果を倍にする方法です。

SEOでもアフィリエイトや比較サイト、そして他の集客手法でもそうなのですが、絶対に無視できない存在として競合他社の存在があります。
競合他社とあなたのスクールはまず比較されて、そこで選ばれなければサイトに来てもらえないということです。

お客様の心理になって考えてみれば分かるかと思うのですが、自分に合った一番良いスクールに行きたいですよね?
では、その立ち上げたスクールは比較した結果、お客様に選ばれるだけのメリットを持っているかどうか?というのが大事な鍵となります。

競合他社を見回してみますと、大手スクールも存在していて、なかなかそこで勝っていくとなると難しいなと感じてしまうのではないでしょうか?

自分たちの「強み」を見つけることの重要性

オンライン英会話のビジネスモデルが普及し始めた頃、どのスクールもこんなうたい文句で特長をアピールしていました。

・フィリピン人講師を使った安価なレッスン
・Skypeを使ってオンラインで自宅でもレッスンを受けられる
・24時間365日いつでもレッスン可能

みんな同じ特徴を打ち出していたら、お客様はどこに魅力を感じるでしょうか?
その時点で、その全てのサイトが比較の対象から外れてしまいます。

例えば、比較しているスクールの中にこんなスクールがあったとしたら?

・講師は日本人講師を扱っています

いきなり英語だけでフリートークが難しい方や、外国人講師との会話に緊張してしまう方など、英会話初心者の方に検討頂ける可能性が増えますよね?

ビジネスマンに特化した教材とカリキュラムを整備しています

ビジネスで英語を学ぼうと考えていたお客様は興味を持つかと思います。
ビジネスメール、プレゼン、商談など、リアルなビジネスの場に役に立ちそうです。

子供向けのレッスンに特化したスクールです

お子さま向けのスクールを探している親御様に興味を持ってもらえる可能性が高いです。
子供の扱いに慣れた先生が、楽しくレッスンをしてくれることが想像できますね。

こんな風に、そのスクールの独自の特徴があることで、それを本当に必要としていたお客様に、選んでもらえるようになるのです。
マーケティングの分野ではそれを「強み」と呼びます。
これを持つことで、数ある競合他社がある意味で、競合ではなくなります
つまり、その強みを本当に必要とする方にとっては、他のサイトは既に選ぶ対象ではなくなってしまうのです。

これまで、日本だけで見ても300くらいのオンライン英会話スクールが立ち上がりました。
その中で、今でも生き残っているスクールは独自の強みを持っているスクールがほとんどです。
弊社で運営しているスクールも、日本人講師という独自の特徴を持ったサービスです。
この強みがあったからこそ、集客も順調に進み、成長に繋がったのだと思います。

SEO対策や広告もこの「強み」を訴求する内容にするべき

実際にSEO対策や広告の施策をするときは、この強みをしっかりと訴求する内容にしましょう。
それが競合との差別化に繋がります。
ターゲットとなるユーザーの数は減ってはしまいますが、よりニーズが顕在化されたユーザーの集客がそれによって可能になります。

例えば、私たちのスクールに「フィリピン人講師で安くレッスンをしたいな」と考えているお客様が来たら、絶対に登録に繋がりません。
逆に「フィリピン人講師難しいから、コミュニケーションがしやすい日本人講師とレッスンしたい」というお客様が来たら、登録に繋がる可能性は非常に高まります。
それくらいサービスの強みの訴求は相性の良いユーザーを連れてきてくれるきっかけとなります。

これを知るか知らないかだけで、本当にウェブ集客の成果も全然違うものとなります。
次回は少し過去の私の体験談をお話させていただきますね。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!

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1. オンラインレッスンに関わる全ての方のために
2. オンラインレッスンの運営(プラットフォーム)に求められるもの
3. マルチタスクな運営業務をシステム化していくこと
4. サービスへの愛がないと良いものは出来ないということ
5. レッスンを体験してもらうことこそ全てのスタート(集客編)
6. オンラインレッスンのリリース時に立ちはだかる大きな壁(集客編)
7. 壁を突き破ろう!事例1:スタートから運を掴む方法は(集客編)
8. 壁を突き破ろう!事例2:既存のネットワークは財産(集客編)
9. 壁を突き破ろう!事例3:効率を選ぶなら広告より営業(集客編)
10. 壁を突き破ろう!事例4:サイトオープン時の失敗談(集客編)
11. オンラインレッスンをウェブマーケティングで広める(集客編)
12. オンライン集客の効果を何倍にも増やす方法(集客編)
13. ユニークであることの優位性(集客編)

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