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次世代へつなぐために(オープン社内報)

先週はいろいろ考えました。
まさに考えるWEEKでしたね。
写真は丸森アクアポニックスの完成お披露目会の写真です。
丸森町長とテープカットさせていただきました。
これも、表題のとおり、
次世代営農の方法で、
今時点では採算性があわない(管理コストが膨大)ため、
スケールはしていません。
けれども、
肥料も使わない、
化学肥料も使わない、
水と太陽と餌があれば、
全て循環して食料供給ができるようになる。
こういった次世代を見据えたチャレンジ
続けていきたいと思うばかりです。

そう!

次の次代がやってくるのです。
Z世代が社会に出始め、
未来を切り開く次代になりつつあります。
時代は目に見える変化を遂げています。
団塊の世代は1年で300万人くらいの出生、
私たちの団塊ジュニア(ミレニアム)は150万人くらいの出生、
今(Z世代)は80万人くらいの出生です。

どんどん半減してきているわけです。
生きている人口でこれだけ変化があることを、
皆さんは知っていたでしょうか?
なんとなくは気づいていたと思いますが、
こうやって数字でみるとすごいことですよね。
世代の減少と同時に、
日本の経済は、
どんどん落ち込んできました。
世界1位の経済大国だった日本は、
絶対数こそ3位でしがみついていますが、
様々な経済指標やデータからみると、
実態としてはもう弱い国といえるでしょう。

そんな中、未来を生きるのは
Z世代、その次の世代の子どもたちです。
この子どもたちがハッピーで笑顔で生きていくため、
私たちは何ができるでしょうか?

今、世の中は「否定」的なニュースであふれています。
高齢者の年金を私たち世代がケツを拭くとか。
日本政府の失策だとか。
あいつが悪い!こいつが悪い!
ぴーぴーぴーぴー聞こえてきます。
ろくなもんじゃないです。
結果的にも、
世論的にも実態はそうなんだとは思います。
でもですね。
こういうぴーぴーぴーぴー文句言っている姿勢が、
大事な大事な未来の次代を切り拓くの日本の宝である、
Z世代の子どもたちが見てるんです。
見て聞いて同じようなことを
言うようになってしまっているのです。

私はこの状況に危機感を感じています。
というか、まじでやばいと思ってます。
ぴーぴーぴーぴー言っている暇があれば、
自分がやるべきことをやって、
Z世代の子どもたちが前向きになれるような、
背中で見せる。
そんな大人になりたいって思っています。

私も無意識。いや、時に意図して、
ぴーぴーぴーぴー言ってしまうときがあります。
それはなぜか?

「分かりやすいから!」

誰かを対象として悪いという。
例えば「国が悪い!」って伝えて、
だからこそ、
「我々は立ち上がってそれを是正するんだ!」
っていうほうが、
万人に伝わりやすいからです。
今さっき、
こんなディスカッションを仲間とチャットしてました。
そうだと思います。
分かりやすいから誰かを標的にして話す。
でも、これって実はネガティブなのではないか?
なんて思ったりもしたわけです。

序章がだいぶ長くなりましたが。
なぜ、私がぴーぴーぴーぴーを言わないで、
ただ自らが動いて、
背中を見せればいいのではないか?
と思ったかというと。
上記含めて、
以下衝撃的データを目の当たりにしたからです。
自分のやるべきこと、
覚悟が固まった感じです。
まずは以下をクリックしてデータ眺めてください。
ちょっと目を疑うデータになっています。

出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日

まず、一番パンチがあるなーと思ったデータはこちら。↓

出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日

日本が将来良くなると考えている率は13.9%で、
悪くなると考えている率が35.1%。
悪いが良いを超えているのは日本だけ。
これまでも「思考は現実化する」って話は幾度となくしてきましたが、
悪い思考も現実化するんです。
だから、このデータ(N数=1000)信ぴょう性はともかく、
かなりやばい傾向にあるということはわかりますよね。

続いて以下↓

出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日

日々の生活で不安やゆううつを感じるが65%。
私なんて、毎日一日が始まるのが楽しみー!って起きるのに。
なんて思ったりしたわけです。
65%も「やべー。不安だ。今日も憂鬱だー」って思ってるのか。
このあたりから反省し始めました。
世の中が鬱々としたニュースにあふれていて、
与野党同士で批判しまくっている国会中継だったり、
ポジションを片方にとって、
他国を批判しまくっている報道だったり、
WEB2.0時代が到来して、
より一層核心に触れる情報が見れたり、
合わせて平気で虚偽情報が拡散する。
そんな時代になりました。
家庭でも大人がそんな話ばかりしている。
つまり、ネガティブな情報が渦巻いている。
だから、この結果になったんだろうなって。。。
めちゃくちゃ反省しました。

出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日

↑もはや。思考停止な状態になってしまっています。
自分の行動で国や社会を変えられると思う。(26%)
18歳以上には投票権も与えられ、
職業の自由もあたえられ、
変えられる状況にしかいないのに、なぜ・・・?
前述のとおり、これは私たち大人が作り出している雰囲気。
ネガティブな「気」から子供たちが敏感にくみ取っている。
それ以外の原因は考えられません。

だったら、もはや他国と比べたり、
国に責任を押し付けても意味がない!
気づきを与えて、ポジティブに未来を考えられるネタはなんだ!?
とデータをかじる様に見てました。
以下2スライドから気づきがありました↓

出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日


出典:日本財団 18歳意識調査 2022年3月24日

科学技術は「良くなる」約45%
文化芸能は「良くなる」約30%
もう他国と比較するのはやめました。
わからないという潜在層も多いです。
この2つの分野は延ばすに値する日本の誇りだと思います。

科学技術は手先が器用な日本人の1丁目1番地!
戦後の日本が栄えた領域です。
メーカーは円安を活用して技術力を高めて
ガンガン打って出る好機です。
私はこの分野は詳しくないですが、
私が海外にいたときの日本の科学技術は、
私に愛国心を与えてくれた誇るべきものでした。
電気屋さんに並ぶ日本家電・コンピューター。
道路を走る日本車。
留学の寂しさの中、日本人だってやればできる!
そういった感情を与えてくれたことに感謝しかありません。

また観光産業は裏を返せば、
日本の文化・芸能がコンテンツとなっています。
インバウンドが復活し始め、
円安・物価安。これはチャンスでしかありません。
18歳以下の子どもたちも、
この「観光・文化・芸能」のようなカテゴリは、
最も自分事化して探究できやすい=気づきを得やすい。
領域だと思います。

このあたり、
子どもたちも可能性を感じている領域!
ここをガンガンせめて、
背中を見せていこう!
そう思いました。

丸森アクアポニックスも立派な科学技術の領域だし、
観光はそもそもうちの会社の主事業だし、
海外や、地域や、人材や、を巻き込んで探究しまくって、
おお!我々の事業はマジでこの分野の中核だ!
うんうん!ガンガンやったるぜ!
ポジティブ伝えることできるわ!未来創れるわ!
そんな気持ちになりました。
それがやりたい。まさに、
天職だと感じた瞬間ですね。

もう、わかりやすいからと言って、
第三者のことを否定・批判することはやめます!
否定・批判から始めるのではなく、
行動から始めます。

「志を持つ人と人でハッピーな未来を創る。」

この合言葉に集まった仲間と一緒に。
行動から始めよう!

※でも人間なのでついつい出てしまうと思いますので、
その時は、「りょーちん、それ、否定・批判だよ。」
って耳元でささやいて教えてくださいねwww

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