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なぜ住宅ローンで新築を購入するのは良くないのか?

こんばんは、ひらっちです。今日はなんだか変な天気でしたね。僕が住んでいる地域では、朝から雨が降り、土砂降りになったかと思ったら、午後からはウソのように晴れてきました。

気節の変わり目というのはこんな感じなのかもしれませんが、それにしても、天気の移り変わりが激しすぎて体調管理が難しいですね。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

住宅ローンでマイホームを購入するのは、借金して投資をすること?

あらためまして、ひらっちです。今日は「住宅ローン」について書いてみたいと思います。

皆さんは、マイホームをお持ちですか? それとも賃貸物件でお住まいですか?

この手の「持ち家VS賃貸」論争というのは、よほど読者が関心を抱きやすいテーマなのか、経済関連のメディアで度々取り扱われる話題だったりします。「家をどうするのか?」というのは、誰にとっても避けて通れない身近な話題ですし、それだけ興味がある方が多いということなんでしょうね。

ちなみにこのnoteでは、主に「賃貸派」の立場を取ることが多いです。僕がサラリーマンではなく、フリーランス&農家という収入の変動が大きい仕事を選んでいることもあって、持ち家を選択することはリスクが大きいと考えているからです。

そもそも「持ち家VS賃貸」には、万人に当てはまる正解というのはありません。結局のところ、どうしても買いたければ買えばいいし、特に家を持つことにこだわりがなければ買う必要ないわけですが、それでも特に「住宅ローンで新築物件を購入する」といった場合には、下記のことだけはちゃんと理解しておいた方がいいと思います。

それは、住宅ローンでマイホームを購入するということは、多額の借金をして不動産に投資するということを意味している、ということです。

■不動産投資(マイホーム購入)を、株式投資に置き換えて考えてみると・・・

マイホームを購入した場合、不動産価格が下落しにくい都会の物件を除き、ほとんどのケースで市場価値が下がっていくことになります。特に新築の不動産は、販売にかかるコストがかなり乗っかっているため、どうしても市場で取引される金額よりも高い金額で買うことになる可能性が高い。

これを住宅ローンで購入した場合、本来であれば2500万円分の価値しかない不動産を3,000万円で購入し、その支払いのために4,000万円の借金をする、といった構図になりがちです。正直、かなり危険な投資であることが分かると思います。

別の金融資産に置き換えてみると、危険度が分かりやすいかもしれませんね。

仮に「不動産投資(マイホーム購入)」を「株式投資」に置き換えて考えてみると、本来の価値が2,500万円しかなく、高確率で値下がりが決定している株を3,000万円で購入し、その支払いのために4,000万円の借金をする、みたいなものです。こんな投資を「ぜひともやってみたい!」という人が、果たしてどれくらいいるでしょうか?

もちろん住宅ローン控除など、お得な優遇制度もあったりするわけですが、それでも投資という観点からすれば、いかに新築物件を住宅ローンで購入することが「悪手」になる可能性が高いのかがご理解いただけると思います。

■まとめ

住宅ローンを使ったマイホームの購入は、借金をして不動産投資をするということ。このことは、きちんと理解しておいた方がいいと思います。

しかも、株などの投資とは違い、不動産投資は流動性が低いのが大きなデメリットです。この点はマイホームも一緒。自宅を手放したくなっても、すぐに換金するのは難しい。つまり、人生の自由度を著しく狭めてしまう可能性が高いわけです。

僕は、別に持ち家を否定しているわけではありません。でも、もし若いうちに住宅を購入するという選択を取るのであれば、ちゃんとリスクを知ったうえで購入して欲しいと思っています。特に「将来フリーランスとして独立したい」「起業にチャレンジしてみたい」という方は、ぜひ人生の自由度を下げないように、冷静な投資判断を心掛けてほしいと思います。


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