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「働き方改革」って何だったのか?

「働き方改革」というワードを2018年から2020年にかけて耳にタコができるぐらい、聞きましたよね。

働き方改革って何だったかな!?
あれって、都合の良いバズワードだったのでは!?

と思っている方もいるのではないでしょうか。

本日は「働き方改革」についてワークスアイディの奥西と一緒に振り返っていきましょう!!

働き方改革関連法のおさらい

働き方改革関連法がありましたよね。
法律改正の背景と目的を少しおさらいしてみると・・・

「少子高齢化による労働人口の減少」
「長時間労働の慢性化」
「正規雇用労働者と非正規雇用労働者の賃金格差」
「有給取得率の低迷」
「育児や介護との両立など、働く人のニーズの多様化」
「企業におけるダイバーシティの実現」などの問題から、
働き方改革を推進するというのが背景でした。

その時期には「ワークライフバランス」という言葉も流行しまたよね。
また、流行語大賞にも選ばれた「一億総活躍社会の実現」という言葉もありましたよね。

今から4年以上も前の2018年の国会で可決され、働き方改革関連法が成立しました。

「働き方改革関連法」の正式名称は、
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」
というみたいです。
正式名称が長すぎますね・・💦

成立した法案の中で、内容絞ってダイジェストで振り返ってみましょう!!

多くの法律が既に施行を迎えていますので、今では定着している内容も多いかと思います。

1.時間外労働の上限規制

▶︎時間外労働が慢性化しないように、時間外勤務の上限が設けられました。
時間外労働が社会的な問題になった事案などもいくつかありましたよね。

2.年次有給取得の義務化

▶︎有給休暇が10日以上ある方は、年5日の取得を義務化する。という内容です。
職場の空気によっては有給休暇が取得しづらいという方もいたのではないでしょうか。
今では義務化の為、20年前と比べると圧倒的に有給休暇を取得しやすくなりましたね!

3.中小企業の時間外割増率猶予措置の廃止

▶︎中小企業で働く方の時間外の割増賃金が大手企業と違ったんですね。
これは2023年4月からは、大企業と同様に月60時間を超える時間外労働は50%の割増率になるということですね。
(60時間を超えることはよっぽどの事がない限り発生しないですかね…??)

4.同一労働同一賃金の義務化

▶︎雇用形態に関わらず、均等待遇や待遇差の内容や理由の説明義務が必要となりましたね。
公平や平等という観点で、様々な視点から議論があった様に思います。

5.高度プロフェッショナル制度の創設

▶︎一定の収入があり高度な専門知識が必要な業務に従事している方は、
本人が同意すれば労働時間や休日や深夜割増賃金などの規定を適用除外できる制度でしたね。


法律だけに関わらず、働き方改革が各社によってアップデートもされていますよね。

「デジタル化」「週休3日制」「副業解禁」
「ウェルビーイング」「テレワーク」「ペーパーレス」
「男性の育休取得」など・・・

働き方だけではなく、プロセスや、場所や、所属なども多様化してきています!!

これからの企業経営においては、個人の価値観の多様化に伴い、
働き方の多様化や、ライフスタイルに合わせた働き方を推奨していく方向であることは間違いなさそうですね。


本日は、働き方改革の振り返りが中心でした。
皆さまの会社での、働き方改革のアップデート状況をまた教えてください。
「働き方」の改革ではなく、「働きがい」を改革し、ワクワクを増やしていきたいですね!!

是非、皆さまの会社でも「働き方改革」を振り返っていただき、
良い変化を再認識してみてください。

それでは皆さま、GOOD JOB👍!!

ワークスアイディは「働くをデザインする。」をコンセプトとして、
これからもお客様の「変化と体験」を創出し、ビジョンを描くシナリオプランニング構想でお客様と共創して参ります。

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