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学びのテーマは日常に存在している(ワクワクするテーマを見つけて主体的な自己創造へ)

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

「学ばない」というのは、自己創造の機会を流していることに繋がる。

学んでいる人からすると、学ばない人を見て「もったいない」と言う。

学ばない人からすると、学んでいる人から「もったいない」と言われたところで、「時間がないから仕方ない」と言う。

学んでいる人からすると、「学ぶ時間は自分で確保するものだから、時間がないから学ばないというのは学ばない言い訳に過ぎない」と言う。

以下の引用の冒頭に、「学びとは自分をつくりあげる自己創造の営み」と定義していて、この言語化が非常にいいなと思いました。

自分で学びの対象を見つけて、調べて考えて、意見を持つようになると、自分の可能性が広がっていく・・・これは僕自身が体感していること。

学ぶというのは、誰かに強制されるわけじゃなく、自分で取り組んでいくものだから、自分でキッカケを掴むしかない。

ただ、学ぶことの意義を認識するには、自分の無知に気づけることも大切。

「自分はこうだから今のままでいい」と思ってしまったら、学ぶ意欲も生まれなくなる。

信念を持ち、それを大切にすることは重要だけど、だからと言って自分にない価値観や常識を突き放して、「自分には関係ない」と主張していたら、自分の進化はない。

信念を持ちながらも、その信念の軸を太くし続ける意識を持つと、自分の可能性を広げることができる。

そのためには、相手がどんな背景事情を持って発言しているかを見極めて読み解くことが、相手との関係を構築する第一歩になるかもしれないんですね。

🔶学びとは自分をつくりあげる自己創造の営み
🔶学びは知識を身につけ、教科書をそのまま反復する勉強とは違う
🔶自発的なもので、自分で対象を見つけて調べたり、考えたりした上で発言できるとき、それを学びという
🔶テーマはゲームでもスキーでも、自分が興味を持てるものなら何でもよい
→学びの入り口は身の回りのどこにでもある

🔷産業講造が変わるなか、デジタル分野などを注化するためにリスキリングを進めることは必要だが、受け手の意識が問題で、受け身の姿勢であれば本来あるべき学びとは対極の姿だ
🔷受け身の姿勢で会社に言われたとおりにプログラミング技術を習得するのは勉強、同じ技術でもそれを利用して自分で必要性を考えて表現や発言ができるようになれば学び
→学びには創造性が関わる


🔶創造性を身につけるには、観察と自己批判が欠かせない。仮説を立てて、現実をよく見る。対象を何度も見て解像度を上げる。
🔶わからないことがあるときは、わからない対象をさらに調べるのではなく、『理解を妨げるような偏見を抱いていないか』と自分を疑う。自分の考えを諦めて、異なる意見に耳を傾けると新しい自分になれる。自己批判ができなければ創造はできない
🔶近年、自分の考えを固持する人を称賛する風潮が学生の間にあり、危うさ感じる。自説にこだわる人が増えると、社会が不寛容になり分断につながる。大学は自分がいかに無知かを知るための場所だ。自己批判をして自分が縛られている常識や思い込みから抜け出すことこそが、自己創造であり学びのプロセスだ

🔷哲学は思い込みを排して真実を垣問見るための手段であり、現代社会では二ーチェの『パースペクティビズム』の考え方が有用だろう
🔷パースペクティビズムは、いま見ている光景があたかもずっと昔から存在するように見えてしまうというメカニズムで、社会の至る所に存在する。不変のものではなく、議論する余地があるということだ。このメカニズムを知らないと、常識や思い込みの枠から抜け出せず、知らないうちにそれらに絡め取られてしまう
🔷人間関係も同じだ。相手の言い分を理解できず障壁を感じるときには、自分の常識や思い込みが邪魔をしている場合がある。個々人がどんな背景事情を持って発言しているかを見極め、読み解くことが和解の第一歩かもしれない

2022年12月28日の日本経済新聞
『学びの入り口 どこにでも』

学びのテーマは、日常に存在しています。

ワクワクするテーマを見つけて、主体的な自己創造をすることこそ、働きがいや生きがいを見出すことに繋がります。

何について学ぶのか、それも自分で決めていいんです。

「これについて学びたい」というテーマを見つけて、それについて学びを深めていけば、もしかするとそれが仕事になるかもしれない。

「これを学びたい」と思うことと、仕事で扱っていることがリンクしたら、誰に言われなくてもその仕事を追求することができるから、「学びなさい」なんてことを他の誰かに言われなくても、学びながら仕事をすることができるでしょう。

そんな状態になったら、心はラクになっているはず。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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