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心に余裕をつくろう

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

時間がない、お金がない、縁がない、人脈がない、チャンスがない、運がない・・・心に余裕がない『ないない星人』になってる人は、『あるもの』に視点を向けよう。

「自分にはこれがある」と気づいたら、心に余裕が生まれるはず。

心に余裕が生まれたら、『ある』が充実していく。

そのためには、自分の価値観と向き合う必要がある。

価値観とは、簡単に表現すると「こうあるべき」「こうすべき」という自分の中での基準のことであり、発言や行動の背景に必ず存在するものです。

心の余裕とは、「同じ出来事でも許せる時と許せない時がある」みたいな、自分の状態に左右されるものだと思っています。

「こうあるべき」「こうすべき」だと思っていても、心の余裕がないから、それをすることができない・・・というシーンを体験したことがある人は多いと思います。

例えば、電車の中でのこと。

寝てる子供を抱っこした親が電車に乗ってきました。立ってないと泣くからあえて立ってる親も少なくないはずですが、今回の場合、子供はぐっすり寝ています。電車の席は埋まっていて、その親は立っています。子供は4歳くらいなので、そこそこ重いです。

このシーンには、いろんな価値観や気持ちが渦巻きます。

◆子供を抱っこして立ってる親としては、「誰か席を譲ってほしい」と思っているかもしれない。もしくは、「席を譲ってもらうなんて申し訳ないから、誰も名乗り出てくれなくて大丈夫」と思ってるかもしれない。
◆その親の前に座っている人としては、「抱っこしてるから何?席を譲る必要なんてないでしょ」という感じでなんとも思っていないかもしれない。もしくは、「譲る?譲らない?どうする自分」と自問自答してるかもしれない。
◆少し離れた場所から立ってる親を見てる人としては、「なんで近くの人は席を譲ってあげないんだ?」と思ってるかもしれない。
◆この親がパパだったら「立ってても大丈夫でしょ」、この親がママだったら「重いよな、席を譲ろうかな」と、親の性別によって選択肢を変えるかもしれない。
などなど・・・このシーンに渦巻く価値観や気持ちはこれだけではないですが、価値観が現れやすそうなシーンだと思います。

そして、「こうあるべき」「こうすべき」だと思っていても、その時の自分の状態に余裕がなくて、その価値観を言動に移せないこともある・・・「本当はこうやるべきなんだけど、今はそんなことをやってる場合じゃない」と判断して、自分なりのあるべき姿を体現できないという感じ。

上記のシーンで言うと・・・
◆本当は席を譲りたいけど、めっちゃ疲れてて自分が椅子に座っていたい。
◆本当は席を譲りたいけど、なんか恥ずかしい(周りからの視線を気にしてしまう)。
◆本当は席を譲るべきなんだけど、仕事や私生活で嫌なことがあったから、席を譲るなんて気にならない。
などなど・・・

温かい心って、何かをした人が自身で定義するものではなくて、何かをしてもらって人が感じるものだと思うんです。

だから、温かい心というのは、人の関係性の中で感じられるもので、そこには「同じ価値観を持っている」という条件はいりません。

価値観が違う人同士でも、温かい心を感じられるシーンというのはあるので、同じ価値観を持っていることが全てではない・・・自分の心に余裕があれば、相手の心を探る隙間ができると思うし、困っている人の心を感知する余裕もできると思うから。

困っている人を感知して、「自分の価値観とは違うけど手を差し伸べてみようかな」と思えることもあるから、心の余裕は価値観を超えて温かい心を相手に感じさせる可能性を秘めているわけです。

誰かと誰かが干渉し合うシーンにおいては、互いの価値観も大切だし、心の余裕も大切です。

様々な価値観に触れることで、自分の価値観を認められるようになって、自分の価値観を認められるようになるから、誰かの価値観を受け入れられるようになるんだと思っています。

心に余裕がある状態で日々を過ごすには、ラクさ(心身に苦痛がなく快い状態)を追求することが必要なので、誰かのためにを考える前に、まずは自分のことを考えて生きてほしい。

心に余裕がない状態で「相手のために」と考えても、自分が苦しくなるだけだと思うから。

心に余裕がある人が増えれば、温かい心を感じられる人が増えるはず。

まずは、自分の心に余裕をつくるために、自分ができることから始めてみればいい・・・そしたら結果的に、自分の周りの人が自分の言動によって温かい心を感じるシーンが増えるから。

場合によっては、相手の怒りを生んでしまうこともあるかもしれないけど、そんな時でも自分の感情をコントロールできるようにトレーニングし続ければいい。

相手に左右されず、自分で自分の感情に責任を持てるようになるというのも、温かい心を広げるためには必要なことだから。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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