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60代で家を買うという選択

こんにちは!しーけんです。

現代は人生100年時代と言われています。
私のまわりを見ても、90代のおじいちゃんおばあちゃんがいる(いた)という家庭は少なくありません。

ライフプランを考える上では90歳くらいまでは設計しておく必要がある時代だと言えるでしょう。

その点から言えば、生きるために必要な住宅についての考え方も現代に合わせる必要があると言えます。
「郊外に庭付き一戸建て」というのは高度経済成長期のファミリー層の考え方でした。

20代で結婚し、30代で家を買うというのが理想とされていた時代の名残ですね。

ですが、少子高齢化の現代ではその考え方では時代にそぐわない面がでてきています。


30代で建てた家に生涯住むことができない

地震という自然災害がすぐ側にある日本では、住宅の寿命が短いのが実情です。

仮に30代で新築を建てたとしても、その寿命は30~40年。
60歳を超えたあたりで、住宅の耐用年数が限界に近くなります。

そうなったら大規模なリフォームを行うか、新しく住宅を買う必要があるのです。

住宅は人生最大の買い物と言われていますが、寿命が延びた現在では、生涯最大の買い物を2回しなければいけない時代になったのです。


60代で家を買う場合、30代とは勝手が変わる

60代で家を買う場合は、30代で家を買う場合と勝手が大きく変わります。

まず30年以上のローンが組めません。
60代といえば仕事の第一線から退いている人もおり、場合によっては年金暮らしになります。
ローンを払うだけの見込みがないのです。
そして・・・30年後も生きている保証がないのです・・。

そのため、住宅購入費用の大きなウェイトを占めるのがキャッシュ(現金・貯金)になるのです。

つまり60代で貯金がほとんどない人は、老後の家を買うのは厳しくなります。

そうなると30代で建てた家が老朽化していてもそこに住むしかなくなったり、子世代と同居するという選択肢しか選べなかったりします。

60代で家を購入して、そこから平均寿命で考えても25~30年くらいは生きることになるでしょう。
耐用年数から考えても60代で家を買うことは理にかなっているのです。


60代は大きな家はいらない

60代ともなれば、子ども世帯は大人になって独立しています。
そのため普段は子どものためのスペースは必要なくなり、夫婦2人の住まいになるのです。

そう考えると、30代のような大きな家を買う必要はなくなります。

毎日の通勤ラッシュから解放される人も多いと思いますので、都会から少し離れた場所に平屋を建てる計画をしたり、もしくは比較的駅に近い場所のマンションを買うなどの選択肢もあるでしょう。

老後の体力の衰えも考慮しますと、車なしで生活できる場所で、かつ草刈りや庭の手入れなどの手間がかからない、段差のない住まいが望ましいと思われます。


30代で家を建てた場合、子ども世代が独立すると、使わなくなった子ども部屋のある家に住んでいる夫婦が一定数いると思います。

そんな家庭は、60代をひとつの区切りとして新しい生き方を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

それでは、また!


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