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「スイス軍」で今年は一味違うミリタリーを楽しむ

京都府の北部、舞鶴市に本社を置くセレクトショップ「WOODY HOUSE」ネットスタッフの小林です。

ファッションの流行アイテムとして近年再注目されている「軍モノ」とも呼ばれるミリタリーウェア。元々は軍隊の兵士が着用していた、優れた機能性を持つ衣類のことを指します。
近年ミリタリーウェアがまた脚光を浴びているのは皆さまご存知でしょうか。

ミリタリーウェアがファッション(流行)として初めて認知されたのは1950年代後半~60年代半ば。
ロンドンのモッズ(「モダーンズ」というモダンジャズを愛する集団の略称)と呼ばれる音楽やファッションに関心の高い若者達の間で流行したファッションが先駆けとなりました。汚れたエンジンむき出しのスクーターから仕立てたスーツを守る為に、アメリカ軍の払い下げのM-51(モッズコート)を羽織るスタイルが、当時前衛的なスタイルだったのです。

「さらば青春の光」という1979年公開の映画で当時のモッズの様子を
分かりやすく描いてくれています。ご興味のある方はぜひご覧下さいね。


時は流れ、1986年には大ヒット映画「トップガン」でトムクルーズ演じる主人公マーヴェリックが着用したG-1というアメリカ空軍のレザー製フライトジャケットに似た軽くて着やすいMA-1(50年代に開発された米軍フライトジャケット)が渋カジとともに日本で大流行しました。

映画「トップガン」続編も今年公開されましたね!
もしかすると今年MA-1が再熱するかもしれません・・・!


その後も1995年に公開され、今もなお人気男女問わずのある名作映画「レオン」でも着用されています。

ナタリーポートマン演じる「マチルダ」は
黒いチョーカーにMA-1というスタイル。

このようにミリタリーアイテムは文化や映画に影響されつつ、その時代に応じて人々に愛されてきた、機能的であるがゆえ普遍的な魅力に溢れるアイテムなのです。

2020年代に入り社会状況の急激な変化により、ファッション業界では環境問題に配慮したサスティナビリティの関心が急激的に高まると同時にナチュラルなアースカラーも注目されています。
そこで、元々そのような色味の多いカーゴパンツやトレーニングシューズといったミリタリーアイテムが90年代リバイバルも相まり再び脚光を浴びているようです。

当店オリジナルブランドsolamonat pocheの2022AWアイテムとして企画されたこちらの「スイスアーミーシリーズ」でもそのような時代の空気感を感じることができます。

スイスアーミーシリーズはこの2型です。
左からスモック、ワンピース。


1940年代にスイス軍の山岳部隊が着用していたマウンテンスモックをデザインソースにしており、スモック自体はフランスの某メゾンブランドでもコレクションでサンプリングされた過去があります。
現在の古着市場でもデッドストックは継続的に人気があり手に入りにくいアイテムとなっております。

フロントのテープが着こなしのアクセントに。
結んでリボン風にしても◎


このスイスアーミーシリーズの最大の魅力は
袖の取り外しができ、2way仕様な点。


ファスナーで簡単に取り外し可能なのが嬉しい。


スマホにハンカチに、何かと小物を管理するのに便利なポケット付き。
着れば着る程にじっくりと味わえる馬布というコットン100%平織生地を採用しており、
生地そのものの経年変化も長くお楽しみ頂けます。
風も通しにくく、秋冬にもぴったり。
空みたいに爽やかなくすみブルーも。

ミリタリーアイテムってとても身近で、実はあのアイテムもそうなんです。例えばカジュアルの王道アイテム、バスクシャツ。
ワードローブに一枚はあるという方も多いのではないでしょうか。

去年に引き続き、今年もざっくりとオーバーサイズで着るのが今っぽい。


フランスとスペインにまたがるバスク地方で誕生したシャツで、漁師や船乗りの仕事着から、1950年代からフランス海軍の制服として採用されました。

そのため、上記のようなボーダーバスクTをインナーとしてスイスアーミーシリーズに合わせるのもミリタリーアイテム同士で相性がよいのです。

いつものスタイリングに飽きた・・・という方にも、スイスアーミーシリーズはお手持ちのアイテムに合わせて気軽に取り入れていただきやすいアイテム。女性向けにお作りしておりますが、小柄な男性にも着て頂けますよ。

冒頭でお話したように、普遍的なミリタリーアイテムだからこそ皆さまのワードローブできっと長く大切に着て頂ける素敵なアイテムへと仕上がっております。

スイスアーミーシリーズはこちらから詳細をご覧いただけます。

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