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【🔍調べてみたら】なぜ「器」が将軍の“権威の象徴”になったのか?(後編)
政治学を勉強する前に読むべき本BEST3に入るものに、『人殺しの花:政治空間における象徴的コミュニケーションの不透明性』がある。この本は、戦中期において“桜の花”が「生きることと死ぬこと」という両義的な意味合いを持つことに着目する。そのパラドキシカルな不和(=矛盾)が残るままに、桜の花が“美の象徴”として、そして“善い生き方”を示すコミュニケーションの手段として用いられたことを、象徴というワード
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1ヵ月ほど前、瀬戸焼のまねき猫を買った。
“祭”という、あまり似つかわしくないワードを背負ったそのまねき猫は、すべて手作りで顔が描かれているという。
そのせいか、色々な表情のまねき猫があったが、漫面の笑みを浮かべつつ、しかしながらひと際眉間にしわの寄っている個体を選んだ。
それは、松下幸之助のこの言葉をいつでも思い出せるようにだ。
瀬戸焼は非常に古くから作られており、その製法は平安時代
自分自身に嘘をつかないこと
高校時代、当時やりたいことが見つかっていなかった自分にとって、「総合入試」という入試方式を採用している北海道大学は、甚だ魅力的に感じられていた。パンフレットを見流すなかで、前身である「札幌農学校」の初代教頭を務めたクラーク博士の言葉が不意に目に留まった。
大志か。。。志。。。
当時、志と言われてもさっぱりだった。
自分はいま、会計事務所子会社で、経営計画・事業計画の作成に携わっている。