拾弐週目 大団円 “愛”
道は違えど、時を戻れど、幸せな日々を願う限り、遙かなる明日はどこまでも続く。 それぞれの苦しみや苦悩を乗り越え、再度同じ争いの時空に戻ってきた望美。運命のほころびの決定打であった和議の決裂。この決裂を決定したのは源頼朝、そしてその妻である北条政子であった。戸惑う八葉であったが、望美の強い気持ちから、和議の続行に協力することになる。将臣と敦盛は平家に戻り和議を進め、景時と朔は戦奉行の立場から和議の準備をし、九郎、弁慶、ヒノエは源頼朝に和議の実施を頼み、譲とリズヴァーンは最後に残