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私は頂き女子にはなれないだろう。そこまでして頑張る理由がないから。

りりちゃんのノウハウがTwitterのタイムラインに流れてくる。

おじさんはは完全に切らずに三ヶ月に一回くらいの頻度で連絡を取る、とか
大金をあげてよかったと思わせる努力は惜しまないとか。

こんな人がターゲットとして適切で、そのターゲットに気に入られる女の子像はこのような感じで。。と。
細かな目的やコンセプト、そしていただくことについての覚悟を感じた。

結局「いただく」という観念がある感じがした
「巻き上げ女子」でもなく「ずらかり女子」でもなく。
無理やり奪うのではなく、あくまで向こうが施してくれて、それをいただくという体をとるということを重視しているのを感じた。

向こうにお金を出させたいと思わせて、それでお金を出してよかったと思わせることでリスクを回避しようとしているようだった。

買ってよし売ってよし的な三方よし的な感じ?

年齢の離れた好きでもない異性にお金をもらって、切らずにずっと連絡を取り続けるというアフターケアは、途轍もないことだと思う。

好きでもない人に好意を寄せられて、それを白黒つけずにずっと維持し続けるというのはなかなかな労力だ。

結局、大金をいただくには、
1️⃣相手がどんなものを求めているのか細やかに捉えて
2️⃣それを精度高く提供し
3️⃣気持ちよく大金を支払ってもらい
4️⃣その後も支払ってよかったと思わせる後味を演出する
という誠心誠意なステップが必要ということなのだろう。

仕事でちまちまお金稼ぐのはめんどくせーから、好き好き結婚しよと迫って、大金が振り込まれたらずらかるというような雑なスキームではダメなのだ。
即座に訴えられるか身に危険が迫ることだろう。

いただき女子でさえ、このように目的意識や商売の対象、その方法について工夫と誠意をこらしているのかあ、、と妙に感心した。
ボケっとしていてお金が得られるわけがないのよね。。
誰かの必要性を満たすことをしないことにはね。。

そして「アフターケアはしっかりし続けます。おじは気持ち悪いけどね」みたいな一文があって、それも印象的だった。
そう。歳の離れた好きでもない異性とつかず離れずの関係を演出するのは精神的にしんどいと思う。

でもそれができるのは、そのモチベーションや大金をいただく必要性があったからだろう。

いただきき女子に大金を頂かれたおじさんたちがお金を工面したように、いただき女子はホストに、その頂いた大金を頂かれていたのだから、
いわば頂かれ女子だったということでもある。

頂きはぐるぐるこの世を回っているのだなあと思い、その輪廻の深いところには関わらないのが一番なのだろうと思う。

心の穴ボケを歳の離れた頂き女子やホストは埋めてくれるかな?

結局そのヒエラルキーの頂点にいるホストは回り回ってきた大金を何に捧げているのだろう。運営側に吸い取られてたりするのだろうか。
(結局ホストを運営しているおじさんが儲かっているということなのかな?)

大金を稼ぐ必要性がない平凡なOLの私だから、そこまで熱心な営業活動やアフターケアはできないのだよなあ。

貢ぎたい人はいないし、推しもいない。
ただちょっと旅行して美味しいもの食べて買い物がしたいだけの平凡なOLだと、
1000万とか直ぐには必要ではないもん。
だから気持ち悪い思いをして、大金をもらうという重大な関係をおじと結ぶほどの頑張りはできない。

だから、結局何かにこれだけのお金を使いたいという必要性がないと、頂き女子にはなれないということ。

欲望の分しか頑張れない。

身の丈に合わない額を短期間で稼ぐために嫌な思いを耐えるためには、強烈なモチベーションが必要というわけですな。

じゃあ平凡OLがお金持ちになることはないのかというと、いきなり大金ではなく、ちょっとづつ、ある程度の期間を見て、めっちゃ嫌なことではない適性があることでお金を稼ぐように頑張ったらいいんじゃないだろうか。

短期間で心の穴を埋めるために大金を得ようとする時が、頂き女子に豹変してしまう恐れがある兆候だから気をつけていきたい。



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