助産師えっちゃん

女性やママが大好きな助産師。産後のカラダとメンタルの理解を広めたい。日本の助産師の「知…

助産師えっちゃん

女性やママが大好きな助産師。産後のカラダとメンタルの理解を広めたい。日本の助産師の「知」を継承すること、助産師の認知度を上げることが今の使命。 妊娠・出産・育児・家族・仕事の両立など、女性の置かれている社会を、乳房ケア産後ケアを通して感じることを書いています。

記事一覧

初めて乳腺炎

この土日も乳腺炎のケア訪問に行ってきました。 乳腺炎は待ったなし。全身辛いし、重症化して切開にならないようにケアしないといけないので、素早い対応が必須です。 急…

赤ちゃんのために、最良のママであろうとする心理

母乳が出てないかも ミルクあげ過ぎって言われた 量の調整が難しい 痛くなかったら母乳あげたいです これくらいの湿疹、小児科行ってもいいですか? 全て赤ちゃんのため …

ミルク、使ってもいいですか?

「ミルク、使っても良いですか?」 今母乳だけで育てているママからの質問。 「え?何でそんなこと聞くの?使っていいよ」 と皆さん思うことでしょう。 ママは子供に対し…

助産師はママたちの御守り🧿

産後に必要なものは お金だけじゃない ママの話をきいてくれる人 ママを心配してくれる人 暖かいご飯をどうぞと出してくれる人 ママが安心して赤ちゃんを託せる人 洗濯、…

産後に感じる孤独の正体

こんにちは。助産師えっちゃんです。 職業柄、産後のメンタルヘルスについて知識があり、自身の出産では産後を万全に準備したつもりでした。ただし産後1ヶ月までだけだっ…

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はじめまして

助産師えっちゃんです。 私は母性、女性が好きでなった助産師です。 そんな私が32歳、39歳のときに出産し、仕事と子育ての両立に悩みながらも助産師を続けてきました。 今…

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初めて乳腺炎

初めて乳腺炎

この土日も乳腺炎のケア訪問に行ってきました。
乳腺炎は待ったなし。全身辛いし、重症化して切開にならないようにケアしないといけないので、素早い対応が必須です。

急に高熱や痛みがでて気づくのですが、その前に「嫌な予感」として兆候はあります。それに気づかず放っておくと、乳腺炎なりやすいです。

初めての出産、初めての育児
合ってるかわからない
いつもと飲み方が違う

そんな時は早めに
地域の助産師、助

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赤ちゃんのために、最良のママであろうとする心理

赤ちゃんのために、最良のママであろうとする心理

母乳が出てないかも
ミルクあげ過ぎって言われた
量の調整が難しい
痛くなかったら母乳あげたいです
これくらいの湿疹、小児科行ってもいいですか?

全て赤ちゃんのため
最高のお母さんになろうという気持ちからの悩み
だから「そんなに心配しなさんな」と言われると、寂しかったり、傷ついてしまう。

助産院でお胸ケアして、
実際に授乳をしてもらう

「あれ?全然痛くないです」 
「こんなふうに教えてもらった

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ミルク、使ってもいいですか?

ミルク、使ってもいいですか?

「ミルク、使っても良いですか?」

今母乳だけで育てているママからの質問。
「え?何でそんなこと聞くの?使っていいよ」
と皆さん思うことでしょう。

ママは子供に対して100%、120%のことをしてあげたい、って本能的に思うもの。
それに対して、周囲の人は「それなりに、平均的に、最低限、基準以上に」の視点で関わります。
だから、ギャップを感じて、孤独を感じたりします。「私がこんなにこの子のことを心

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助産師はママたちの御守り🧿

助産師はママたちの御守り🧿

産後に必要なものは
お金だけじゃない

ママの話をきいてくれる人
ママを心配してくれる人
暖かいご飯をどうぞと出してくれる人
ママが安心して赤ちゃんを託せる人
洗濯、掃除をしてくれる人
赤ちゃんをちょっと預かってくれる人
お世話の仕方を見せてくれる人
ママを愛してくれる人
ママを信じてくれる人
迷っていたら「プロに頼ろうよ」と背中を押してくれる人

「え、いるでしょ」と思う方もいらっしゃるかもしれ

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産後に感じる孤独の正体

産後に感じる孤独の正体

こんにちは。助産師えっちゃんです。

職業柄、産後のメンタルヘルスについて知識があり、自身の出産では産後を万全に準備したつもりでした。ただし産後1ヶ月までだけだったため、一人目の産後は夫が育休を明けてから孤独過ぎて鬱っぽくなり、復職後はワンオペでムリをして体調崩して入院したほどでした。

自分の経験だけでは参考程度にしかなりませんが、これまでお会いしたママさんたちの中で、産後に孤立して平気な人は一

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はじめまして

はじめまして

助産師えっちゃんです。
私は母性、女性が好きでなった助産師です。
そんな私が32歳、39歳のときに出産し、仕事と子育ての両立に悩みながらも助産師を続けてきました。

今、地域の助産師として妊娠中〜産後1年くらいの方とお会いしますが、平成、令和、アフターコロナで相談の内容が少しずつ変わってきました。
コロナ禍の4年間は特にですね。
女性たち、ママたちのモヤモヤやよくある質問やそれについての見解を投稿

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