プロレスで子どもたちを笑顔に!異業種経営者たちの新しい支援のカタチ
横須賀の心あたたまるニュースをご紹介!うみちゃんです。
横須賀市には経済的な理由や家庭の事情などで育てることができない子どもや、虐待を受けた子どもを預かり養育する児童養護施設が2ヶ所あります。春光学園(小矢部)としらかば子どもの家(長瀬)です。
しらかば子どもの家
しらかば子どもの家は2011年春に開所、2歳から18歳までの児童の支援をしています。2歳未満の乳児を保護と養育する、しらかばベビーホーム(乳児院)も同じ建物内にあります。しらかば子ども家にスペシャルなゲストが来るとのことで、訪問してきました。
この人は?
午後3時過ぎ、しらかば子どもの家の食堂には学校から帰ってきた幼稚園や小学生の子どもたちが集まっています。
マスク姿の体格の良い男性が輝く剣を持っています。
剣を額まで上げていきます。ゆっくりとした動作に「これから何が始まるのだろう」と子どもたちも職員の皆さんもドキドキしながら見ています。
徐に正面を向き、素早くシュッと刀で空を切っています。緩急をつけて、力強く速い動作で演武が続きます。
最後にビシッと決まった形に「わぁ!きゃー!」と拍手が湧き上がりました。
子どもたちは「あのおじさん、すごい速かった!」「面白かった!」と身体全身で演武の真似をしながら大興奮。鮮やかなマスクや剣にも興味深々です。
素晴らしい演武を披露したのは、プロレスラーでもあり武術家のアンディ・ウー選手。3歳でプロレスラーになることを決め、多くの修行や試合を経験してきました。多方面で活躍しています。
演武の後には、オリジナルのTシャツをプレゼントしています。「どの色がいい?」と好みの色を子どもたちに選んでもらいます。
アンディ・ウー選手のイラスト入りのオリジナル缶バッジもプレゼント。
子どもたちは、思いがけないヒーローの来所とプレゼントに大はしゃぎです。
新しい支援のカタチ
今回の訪問を企画したのはHappiness Delivery(NPO申請中)とシニアノミライです。
Happiness Deliveryは不要になった靴や服などを洗浄し修理して、きれいな状態で児童養護施設の子供たちや必要としている人たちに届けています。
シニアノミライは定年退職、早期退職し起業されたシニア起業家と各分野のプロフェッショナルを繋げるサポートサービスを提供しています。
両グループは、横須賀の異種業経営者の集まりBPS横須賀のジョイントビジネスとして事業を開始。どのメンバーも本業は別にあります。仕事の合間を利用し、地域活性化のための事業を展開しています。
今回はプロレス好きのメンバーが、「プロレスを通じて子どもたちを笑顔をしたい」、「プロレスラーに会ってワクワクする時間をプレゼントしたい」と企画が実現しました。
こんなイベントも!
9月30日にシニアノミライ主催でミライプロレスを開催。アンディー・ウー選手や大日本プロレスの選手が出場します。イベントの収益は養護施設支援などに使われます。
子どもたちの幸せを願って
アンディ・ウー選手は子どもたち喜ばせたいと積極的に数多くのチャリティー活動を行っています。Happiness Deliveryの渡辺さんは「チャリティーイベントの開催や養護施設退所後のシェアハウス運営による生活支援なども今後行っていきたい」と話します。
「子どもたちが元気に育ち、幸せな人生を送ってほしい」という共通の想いで異業種の経営者がつながり、様々なアイデアで新しい支援のカタチが広がっています。
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一般社団法人 BPS横須賀 公式HP
シニアノミライ 公式HP
社会福祉法人誠心会
しらかば子どもの家 しらかばベビーホーム 後援会
横須賀市長瀬 3-3-1
TEL:046ー874ー5901
公式HP
アンディー・ウー選手 公式HP
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