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【GW特別版】WEB面談ができるようになったら

現在の対面営業がなくなり、WEB営業ができるようになった場合を考えてみました。

一番困るのは、現在店舗型で集客している大手保険代理店です。
店舗に来てもらって、ファイナンシャルプランナーが対応している街でよく見るアレです。

WEB面談が可能になるとお客様は店舗に来る必要がなくなります。
自宅で店舗と同じサービスが受けられるとなると、
お客様は店舗にわざわざ行く必要がなくなります。
ネット証券会社がまさにそうです。
イメージしやすいかと思います。

また、WEB営業は、商圏という概念がなくなります。WEBには距離の概念が存在しないので、
北海道の保険代理店が沖縄のお客様の対応もできちゃいます。
お客様からすると、移動コストと移動時間がなくなります。
ということは、多くの保険代理店が行っている地域一番店という戦略は、
WEB対応一番店という戦略に変わります。
地方の代理店からすると、人口が集中している首都圏に営業が可能になります。

もしかすると1社専属の保険代理店は保険会社に取り込まれるかもしれません。
1社専属の各保険代理店がコストをかけてWEB対応の環境を整えるよりも、
資本力のある大手保険会社が環境を整えて、1社専属の保険代理店に提供した方が
保険販売に関わるトータルコストが下がるからです。
保険会社が用意した環境をうまくアレンジするという流れかもしれません?

一方、多くの保険会社の商品を扱う乗合代理店の場合は、
お客様ユーザビリティをどうやって高めるかという視点で、お互い切磋琢磨して、
ものすごい使いやすいWEB環境が急速に実現するのではないでしょうか?
例えば、契約時の書類が紙ではなく電子化されると、WEB承認というテクノロジー分野が急速に進み、
申込に関わるプロセスが保険業界で標準化される流れになります。
ということは、保険代理店の事務処理負担は一気になくなって、
その分、お客様サービスに使える時間が増えます。
保険会社のフォーマットが業界で標準化されるインパクトはものすごく大きいので、
すでにどこかで検討が始めっていると思います。

広告の世界が資本力の勝負から個の活用勝負に変わり、YOUTUBEが躍進してますが、
保険代理店の世界も同じ流れで、大手資本から個性がより活かせる環境に変わっていくと思います。
WEBに強い保険代理店はものすごいチャンスです。

テクノロジーに関しては、集客、社内事務の各分野で秀逸なサービスが数多く提供されていますが、
競合が多い分野なので、利用者からすると低コスト化が進むことは明らかです。
期待して待ちましょう^^

社内会議がWEB化され、保険会社との打ち合わせもWEB化されると、大きな保険代理店事務所も不要になります。
家賃の安い地域に、WEB対応ブースがあれば十分です。
損害保険会社が家賃の安い地方に電話オペレーションチームを設置してますが、同じ要領で、
保険営業マンがWEB対応ブースにいれば、お客様対応が可能になります。
地方への首都移転は難しいですが、民間企業の本社移転は進むと思うので、大手の保険代理店が本社を地方に移したら、
同じ流れが多くの大手保険代理店に起こると思います。

長くなってきたのでまとめると
・店舗型の営業スタイルが見直される
・商圏という概念がなくなり、WEBユーザビリティ勝負になる
・資本勝負ではなく、個の勝負になる

保険代理店の今後の大きな流れとしてはこんな感じでしょうか。
ワイズラボはWEBに力を入れてる地方のちいさな代理店なので、
まさに大チャンス到来!
この機会を逃すわけにはいきません!!!

できる限りの準備を進めていきましょう!

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