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(メンタルヘルス)やっとわかった「私」について

 つらい経験や挫折を味わうたびに自分の潜在意識に何があるのか知りたいと思いながらも説明がつかないことが多かった。今日ふと思考を整理していたらこれだというものに出会えたので、メモのようだけれど忘れないように書いておく。

私= 劣等感 一匹狼 向上心 プライドが高い 完璧主義

で説明ができる。


子どものころ考えていたこと

 1つ上に兄がいる。兄は、頭がいい子で親の言うことを素直に聞く子どもだったので、母は兄の方を可愛がっていた。一方、私はとてもマイペースな子だったためよく怒られた。小学校に上がる前から自分なんかいなくなってしまえばいいとひそかに思っていた。
 
 強く意識はしていなかったが、どこかで自分を認めてほしい気持ちが、あったのだと思う。小学校になってから色々な場面で「長」といわれるものに立候補した。今思えば、兄に負けたくなかったのだと思う。しかし、私自身人の意見を気にしすぎてうまくまとめられない性格で向いていなかった。それでも中学生までは、優等生を演じながらなんとか頑張っていた。

同級生の女の子集団のなかで劣等感を味わう

 同級生の女の子たちは強い子が多かった。また女の子特有の同調圧力みたいなものがあった。女の子グループの中に人気者がいて、その他大勢は強いものに巻かれるみたいな暗黙のルールがあった。私もいい感じに合わせられたら苦労しなかったのかもしれないが、自分が思っていないことに合わせるということができなかった。プライドも高かったのかもしれない。
 また今は、プラスに思っていることだが、もともと肌が地黒だったため浅黒い肌の色を外国人みたいと言われ、傷ついた。「人と違う」ということに不安を覚えたり、周りの目が気になり始める。

いい人をやめた

 小学校高学年からいい友達も何人かでそれなりに楽しい生活を送っていたが、だんだんいい子を演じることが苦痛になってきた。そのころから自分が本当にしたいことをするようにした。そしてひとりでもいいやと開き直って行動するようになった。一匹オオカミである。しかし、「ひとりでさみしそう」と思われたらいやだと周りの目も気になることは消えなかった。

大学で味わうメンタルの不調

 大学は自由でキャンパスライフを謳歌していたが、一人暮らしをしていく中で過食症状に悩まされるようになる。摂食障害は、母親との関係性(おそらく愛着の問題)からくることが多いようだが、まさにそれだったのだと思う。同じように母親との関係があまり良くなかった子も摂食障害になっていた。また鬱っぽくもなり、実家にいる母に助けを求めて電話したことも何度もあった。今まで言えなかったつらい気持ちを母に伝えるきっかけにもなり、少しずつ子どものころからの傷ついていた自分を癒すことができた。

社会人での挫折と周りの目が気になる

 言葉で自己表現ができなくて、就職試験に何度も失敗したのもつらい経験だった。同級生や下の年の子がどんどんクリアしていくのをみると喜んでいるふりをしながら心から喜べない自分がいた。
 暗黙の了解で同一歩調が求められる職場に入った。自分の能力を高めたいと思っていたが、キャリアを積めない仕事だったため自分が発揮されないような居心地の悪さを常に感じていた。
 仕事では、自分がどのように思われているか常に心配していた。周りの目を気にしすぎて疲れてしまうので、あえて一匹オオカミで人と違う行動をしようとしたこともある。
 

劣等感を考える

 ここまで書いていると結構つらい体験ばかりだが、同じくらい多くのよい思い出もある。

劣等感を調べると次の言葉が出てきた。
①完璧主義者➁プライドが高い➂周りの意見を聞かない④周りの目を気にする➄他人の成功をねたむ⑥自分に自信がない➆人のせいにする⑧すぐに人と比べる
まさにその通りだった。

 自己分析をしていて潜在意識の中に自分には強烈な劣等感が根底にあったことが分かった。人より自分が劣っていると考えるのは、本当につらいことである。
 今まで、どこかで自分には劣等感があるを感じていた。しかし、正面から受け止めることができなくて、あえて認めない行動をして自分を守ってきた。

 よくありのままの自分を認めるというが、ありのままの自分が何なのかわからなかった。しかし、劣等感を感じる自分がありのままだと分かった。

劣等感をプラスに変える

①人をうらやましく思う気持ちがあるとき
 今はまだそこには達していないかもしれないが、少しずつ進んでいけばいずれ自分も簡単に達することができるから大丈夫と思うようにする。少しずつ行動を起こすことで、自分に自信をつけることができる。

➁周りの目が気になるとき
 自分がどうなりたいかや学びたいことを決めてその目標に向けて集中する。そうすれば、周りはちょっとしたことは気にならなくなる。

➂人のせいにしたいとき
 自分の良くないところは、素直に謝る。謝ることが自分を下げることではない。その場をあまり真剣に受け止めすぎない。たいていのことはどうでもいいことくらいに思っておく。

もともと物事を真剣に考えすぎてしまうので、体の力を抜いて完璧主義でなく「いい」加減にしておくこともよい。


大切なのは、ネガティブで自分を苦しめ、つらい人生を過ごすことでなく、思考を自分が感じたいよい方向に変換していつもHappyでいることである。


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