「会社に頼らない生き方」を目指そう!
皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。
いつもNOTEを読んで下さる皆さんありがとうございます。
今日は私も意識している「会社に頼らない生き方」について考えていきたいと思います。
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終身雇用時代が終焉を迎え、人生100年時代、自分の経験やスキルを棚卸しすることが、定年後の働き方を左右すると言われている中で、転職するにしても、しないにしても、「会社に頼らない生き方」が大切だと言われているのでその意味と会社に頼らないで生きる方法を考えて行きましょう。
今後、今の会社で一生を終える未来はやって来ないです。
終身雇用時代が終焉を迎える未来。
社員を切り捨てるという意味ではなく、むしろ、本質として「それまでの経験や知識を整理し、学び直す必要」に迫られています。
「これからの時代、今いる会社に頼って生きることは大きなリスクです。
技術革新によって環境変化のスピードが加速し、かつては『この会社に入れば一生安泰』と思われた大企業でも、経営危機に陥ってリストラを迫られる時代になりました。
仮に定年まで勤め上げても、人生100年時代が到来すれば、その後の20年や30年を生きるために、誰もがセカンドキャリアを考えざるを得なくなります。
結果として『今いる会社で一生を終える』という未来は、ほとんどの人にはやって来ないということ。だからこそ、他の場所で生き生きと働くための方法を考える必要があります」
「今すぐ転職しろ」と言っているのではありません。
「今の会社を実際に辞めるかどうかより、大事なのは『いざとなったら別の場所でも働ける』という精神的な余裕を持つこと。
『自分の居場所はここしかない』と思い詰めていたら、なかなか能力は発揮できません。
一方、今の会社以外にも選択肢があれば、会社にしがみつかずに済むので、自分がやりたいことや新しいことにもチャレンジしやすくなります。
その結果、今いる会社で活躍が認められれば、転職せずに働き続ける選択をしてもいい。いずれにしても、将来の可能性にバリエーションを持つことが必要です」
そもそも今の会社を辞める可能性を想定すること自体、決して後ろ向きな話ではないはずです。
「今いる会社が本当に自分に合っているのか、実はほとんどの人がわかっていないはずです。とくに転職経験がない人は、今の職場しか知らないわけですから、別の会社に移ったら、今より楽しく働けるかもしれないし、大きなチャンスが待っているかもしれない。
あるいは年齢を重ねると、『社会や地域に貢献したい』といった、ただお金のために働くのとは違うモチベーションが生まれる人も多いでしょう。
つまり、『今いる会社がすべて』とは思わないマインドセットに切り替えることで、自分が本当に生きがいを感じられる天職に出合えるかもしれないのです」
将来をイメージして思考のクセを修正する
ただ問題は、20年近く同じ会社で働いてきた人にとって、
「今とは別のキャリアを考える」こと自体が難しいということだ。
「私もそこが一番重要なカギだと考えます。会社に頼らない生き方を実践するには、自分の将来を自らプランニングするクセをつけることが不可欠です。
ところが、何もかも会社に任せきりで、上から言われたとおりのことだけをやってきた人には、これがなかなか難しい。
とはいえ、これはあくまで思考や発想の“クセ”です。
クセとはある種の高い能力や技能がなければ直せないものではなく、
やろうと思えば誰でも修正可能なもの。
そこで考えのクセを直すために、お勧めの方法が二つあります。
一つは、日常の小さなことから決めるクセをつけること。
『ランチはどの店で食べるか』『どのメニューを選ぶか』といったことでいいので、
身近なところから自分で決める訓練を積み重ねれば、いざ仕事やキャリアについて大きな決断を迫られたときも対応できる基礎力がつきます」
もう一つは、将来のイメージトレーニングをすることだ。
『転職するとしたら何をしたいか』『どんな仕事ができたら嬉しいか』などを考えてみてください。
今の業界や業種とはまったく違う会社への転職を空想してもいい。自分がやりたいことを楽しくイメージしてください。
大事なのは、空想をそこで終わらせず、『自分がその仕事に転職するとしたら、どんな能力が必要か』『その能力を身につけるにはどうすればいいのか』をできるだけ具体的に考えるクセをつけること。
そうしていくうちに、イメージがどんどんリアルになっていくはずです」
こうして「これをやってみたい」と思えるものが見つかったら、次はそのイメージを現実に近づけるために行動してほしいです。
「私が勧めているのは、『バーチャルカンパニー』を作ること。
同じ問題意識を持つ仲間を集めて仮想的なチームを作り、『このチームで何ができるか』『会社を立ち上げるとしたら何が足りないか』などを議論するのです。
最大のメリットは、お互いのスキルの棚卸しができることです。
他の人から指摘してもらったり、チームとして不足しているものを話し合う中で人の能力を見る目が養われれば、自分の能力を客観的に認識できます。
だから集める仲間は、違う会社や業界の人がいいですね。
学生時代の同級生でもいいし、SNSで募ってもいい。外部の視点を入れることで、『自分のスキルは会社の外でどれくらい通用するか』が掴めるので、不足しているスキルがわかれば、転職や起業に備えて何を身につければよいかもわかります」
とはいえ、新しいスキルを習得できるのだろうかという不安も付き後うのも事実です。
「誤解が多いのですが、ミドル世代のスキルアップは、まったく新しいことに挑戦する必要はありません。やるべきなのは、『スキルの斜め展開』。
今持っているスキルの幅を少し広げてみる、または今と少しだけ違う方向へスキルを伸ばしてみる。それが30代以降の能力開発です。
加えて、転職に備えてぜひやっておきたいのが、今持っているスキルの普遍化です。
一つの会社で培ってきたスキルは個別性が高く、そのままでは外部で通用しません。
ただし、今までに得た知識や経験は無駄ではなく、それらをいったん抽象化し、体系化して整理すれば、普遍的なスキルとして他の場所でも役立てられます。
知識や経験を整理するときに役立つのが、経済学や経営学、心理学、法学といった学問です。
社会経験が豊富なミドルだからこそ、学説を読んだときに『あの現場で経験したのは、こういうことだったのか』と、自分の中にあるものを整理できる。
自分のスキルを汎用性のあるものと、個別にアレンジすべきものとに整理できるので、会社が変わっても自分のスキルを適応させることができます」
セカンドキャリアを考えることの重要性は後述の通りです。
「30代以降は多くの仕事を任され、会社に頼られる立場です。ところが50代になると、気づいたときには会社に居場所がなくなっていることも多い。40代は目の前の仕事が忙しく、脂の乗った時期だからこそ、いざとなってから慌てないよう、早めに手を打っておくことが必要です」
先行き不安なコロナ禍だからこそ会社というモノが仮に無くなっても、貴方と言う価値を行きましょう。
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