2014年『ビジネス発想源』書籍ランキング（第1位〜第10位）

経営者向けメールマガジン『ビジネス発想源』ではこれまで、経営者やクリエイターの皆さんに役立つ内容が多く載っている多くの書籍を紹介してきたのですが、本好きの方からも「良い本を紹介してくれてありがとうございます！！」ととっても感謝されます。

紹介された本はどれも、読書嫌いである筆者（弘中勝）ですら読むことができたという本なので、とても読みやすかったり内容が面白すぎたりするような本ばかりです。

これまで、2016年と2015年に紹介した本をランキング形式でお伝えしてきましたが、なんと今回は2014年までに遡ってみます！

2014年中に『ビジネス発想源』シリーズの中で取り上げた本の中から、読者の皆さんに興味を持っていただいた本の第1位〜第10位の10冊の本をランキング形式でご紹介します。

2014年には『ビジネス発想源』を読んでいなかったという方にはどれも役立つでしょうし、その頃に読んでいた方も「そんな本紹介してたっけ？」と懐かしく思うことでしょう。かなり意外なジャンルの本もランクインしていて、かなり興味深いと思います。

ぜひ、皆さんの書籍選びの参考にしていただければ嬉しいです。

※順位は、2014年の間に『ビジネス発想源』シリーズの中で紹介された書籍の中で、読者の皆さんがその際に表示するamazonへのURLをクリックした数を計測し、その数が多い順です。「筆者のオススメ順」ではなく「読者の皆さんの興味順」だということです。下位だからといって「良い本ではない」というわけではないですよ。良書しか紹介していないから、どれも良書です！

※この記事は単独で1,900円となっていますが、そもそも月額でも1,900円ですので、単独購入よりも他の記事も読める月額購読のほうが圧倒的にオトクです。月額購読を強くお勧め致します。『トップリーダーズ』月額購読はこちら。

※2016年の第1位〜第10位の本はこちら／2016年の第11位〜第20位の本はこちら／2015年の第1位〜第10位はこちら／2015年の第11位〜第20位はこちら／2015年の第21位〜第30位はこちら。

それでは、2014年『ビジネス発想源』書籍ランキング、第1位〜第10位を10位からどうぞ！

■2014年『ビジネス発想源』書籍ランキング（第1位〜第10位）

■第10位：『エースと呼ばれる人は何をしているのか』（夏まゆみ氏著／サンマーク出版）

「AKB48」や「モーニング娘。」など多くの人気グループのダンスの振り付けを担当した日本を代表する振り付け師・夏まゆみ氏が、人気者のトップに立つ人たちに必要な意識を述べた本。

アイドルグループというと10代や20代の子どもと軽視する人が多いけれど、自分の名前を世に出して自分の責任で人の視線の前のステージに立つ重責、さらにはそのセンターに立つ中心人物のプレッシャーたるや凄まじいもの。その地位を目指す者、その地位に立つ者にはどのような意識が必要なのか、どのような練習が必要なのかがまとめられており、プロフェッショナルのあるべき姿が分かります。

■第9位：『すべてのJ-POPはパクリである』（マキタスポーツ著／扶桑社）

俳優、ミュージシャンなど幅広く活躍しているお笑い芸人マキタスポーツが、これまでのJ-POPのヒット曲に関する考察をまとめた一冊。

さまざまな流行への視点と分析に定評のあるマキタスポーツですが、この本ではこれまでに売れたJ-POPのヒット曲を分析し、どのようなジャンルでどのようなコード進行をどのように作ればヒットするかという制作論が書かれています。マキタスポーツ自身も実際にその要素で曲を作ったら売れたという実績を残しており、かなり信憑性もあり面白くもある内容で、商品開発の考え方にも参考になります。

■第8位：『一日一生』（酒井雄哉氏著／朝日新聞出版）

400年間で3人しかいない、比叡山中40kmを1000日間踏破する千日回峰行を2度成し遂げた天台宗の僧侶・酒井雄哉阿闍梨の著作。

人間にとって極限状態になる千日回峰行で学べる人生や自然の摂理がまとめられています。今の世の中は何かと難しすぎること、悩みすぎることが多いですが、いかに物事はシンプルに考えることができ、シンプルに解決することができるかということがよく分かります。

■第7位：『鉄板力 -お好み焼きひらの超繁盛のヒミツ-』（平野満代氏著／コスモの本）

プロサッカー選手やミュージシャンたちも愛してやまないという、広島市皆実町の人気お好み焼き店「ひらの」を25年以上切り盛りしてきた店主・平野満代氏の著作。

全国のテレビでも紹介される人気メニュー「そばライ」「ダブダブ」の開始秘話など、地元の高校のサッカー部が全国優勝した時に店名を連呼されるなど、小さなお店の中で生まれるさまざまな人間ドラマ。地域に愛されるということの大切さがよく分かる一冊です。