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お腹が気になる

迫る"審判の日"

お腹がとても気になっている。といっても自分のことではない。わが家の室内で世話しているナミアゲハの蛹「青虫7号」のことだ。冬を越し、体色が変わりだし、いよいよ羽化かと期待していたが、先日、下腹部に黒い染みのようなものが浮かんでいるのに気づいた。インターネットで"グーグル先生"に尋ねると、青虫の体内に卵を産みつけるアゲハヒメバチ、ヤドリバエに寄生された青虫がそんな状態になるらしい。わが家の蛹から生まれてくるのはチョウか、それとも別の生き物の幼虫か。"審判の日"はそう遠くない。飼い主の責任として最後まで見届けたい。

※関連リンク(青虫シリーズ):「愛、それは一瞬の気の迷い!?」「"芋活"という言葉を好きになれないワケ」「わが家の青虫連続失踪事件、事態解明へ」「生存率14・3%の世界」「愛、言葉は違えど・・・」「"愛児"の成長、その裏に潜む不安とは」へ。

青虫の天敵

ネットを通じて見つけたサイトに"青虫の天敵"であるアゲハヒメバチ、ヤドリバエに寄生された青虫の写真があったが、それはわが家の蛹の状態によく似ていた。うすうす嫌な予感はしていたが、青虫の天敵にいつの間にか卵を産みつけられている確率は低くない。

さらに「幼虫時代に寄生の有無は目視ではほぼ不可能。判断材料は食欲が衰え、小型のまま成長が遅いなどといったこと。とはいえ、これには曖昧さを含む」との指摘もあった。実はそれも当てはまる。一時期、色が細くなり、やきもきした記憶が鮮明だ。

2018年の秋も深まる頃、まだ鳥のフンそっくりの体色をした小さな頃から家の中に保護して育てた青虫7号。身体は小さかったが、ウロウロと室内をよく歩き回り、ひょんなところから顔を見せては驚かせてくれた。ようやく蛹になったときには夫婦そろって喜んだ。それから5カ月が過ぎる。

切なる思い

奥さんは、たまたま青虫を飼っていた甥にいろいろと教えてもらったらしく、ある程度のことは覚悟しているようだ。ただ、それでも蛹が羽化に向かう成長過程の一つであってほしいと願う気持ちがわずかにある。そして、あらためて思う:

どんな生き物も自然界で生き残るのは難しい。

(写真〈上から順に〉:ミエランジェロ作「最後の審判」の一部=NAVERまとめ、わが家の蛹「青虫7号」=奥さん)

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。

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