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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾壱)

りすが書く連載「オレとアチキの西方漫遊記(オレアチ漫遊記)」のワンシーンを切り取り、それを題材に"note仲間"のやまきちさんが俳句を詠む「りす×やまきちコラボ企画」。掲載が二桁台になるや否や、やまきちさんが突然アグレッシブになりだした。今回送ってくれた句も、前回(※)に続き、連載本編でまだ扱っていない場面を切り取り、やや"勇み足"の句だ。企画当初の連載と歩調を合わせる約束はどこに行ったものやら。すっかり"仁義なき戦い"の様相を呈している。ただ、それはそれで楽しい。

長閑の句:

題材テーマ:「オレとアチキの西方漫遊記(19)ー『さよならだけが人生だ』

「稲穂道」が季語。やまきちさんによると、面河渓(おもごけい、愛媛県久万高原町)に向かう途中に撮った写真を見て詠んだ一句とのこと。事前にやまきちさんに伝えたエピソードそのままの句とも言える:それほど広くない道の真ん中を電動カートでのんびり走っているお婆さん。後ろにいるわれわれ夫婦はそれを追い越せないでいるが、イライラすることなく、むしろ、その姿をフロントガラス越しに見て癒されたという話だ。この句はそのときの記憶を鮮明に思いださせてくれた。

長閑な気分になり良い。

(写真:りすとやまきちコラボ企画のイメージカット=りす)

題材リンク:

「俳句で"オレアチ漫遊記"」シリーズ:



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