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オンライン面会

ーえらいこっちゃ!

政府が新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を全国的に解除し、どうにか過度に時間を気にせず、宴席に繰り出せるようになった。ただ、病院は依然として面会禁止のままで、身内の見舞いさえ満足にできない。せめてオンライン面会ができれば良いのだが、病院によってできるところとできないところがまちまちで、実に頼りない。

関連リンク(連載『えらいこっちゃ!』シリーズ):「なだめたりすかしたり」「手術の日取り、きょうにも」「義母、骨折

大きな安心感

病院内の新型コロナ蔓延まんえんはもってのほかー。そうした事情はよく分かる。だからと言って、いつまでも面会禁止のままはいかがなものか。ケガや病気で気弱になった患者は、身内と顔を見ながらコミュニケーションすると、大きな安心感を得られるからだ。

一部の病院は、直接面会できない代わりにオンライン面会を実施している。患者だけでなく、その身内にとって、患者の状況を知れるとてもありがたいサービスと言える。ところが、骨折した義母さんが入院する病院をはじめ、実施していない病院も少なくからずある。

切実な願い

福岡県が2022年3月、県内病院を対象に、オンライン面会の実施状況を調べたところ、対面を含めてオンライン面会を実施している病院は、全体のほぼ7割。残り3割は、どんな面会も受け付けていないようだ。全国的にも、ほとんど同じような傾向になっていそうで、不安がよぎる。

すべての病院にオンライン面会できる仕組みを早く整えてほしい。(続く)

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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