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えらいこっちゃ!

ー義母、骨折

義母さんが骨折し、近く手術する。23日午前中、義母さんから奥さんに「足が痛い」と連絡があり、煩わしそうに実家に向かった奥さんからこちらに、午後になってメールで報告があった。奥さんによると、タクシーで病院に向かい、診断してもらった結果、折れたのは大腿骨。手術が必要とのこと。奥さんも動揺していたようだが、あまりにも急な話だ。無理もない。

不安

診断した医者の話では、手術後、傷口が塞がったらリハビリ専門の病院に移って、本格的なリハビリを始めるらしい。高齢者には、このリハビリがどうも難関のようだ。根気強く続けてもらうよう励ますしかない。

降って湧いたような大事に、奥さんもかなり驚いていたが、一番吃驚びっくりしたのは、当の義母さんだろう。診断後の医者の話もそこそこに、耳を塞いで「(あの世から)お迎えが来たのよ」と、ふて腐れていたそうだ。

いつもユーモアたっぷりな義母さんらしい台詞と態度。ただ、歩くという動作はどうしても運動が不足がちになる高齢者の健康維持に欠かせない。それが当面できなくなるのだから、そうそう楽観的にいられるはずもない。

"ニンジン"

義母さんがリハビリを頑張れるよう、鼻先に"ニンジン"をぶら下げたいところ。「以前と変わりなく歩けるようになったら旅行に出かけましょう」とでも言おうか。ただ、結構、したたかな義母さん。こう返すに違いない:

「だったら、私、海外が良いわ」ー。困ったもんだ。(続く)

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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