俳句TOP005

俳句で"オレアチ漫遊記"(陸)

"note仲間"のやまきちさん。今回は水晶淵(高知県仁淀川町)で撮った一枚を選び、それをテーマに一句投じてくれた。自己評価は、星五つが最高の五段階評価で星一つという。「何分、修行中の身ですから」と謙虚な振る舞うが、態度の節々にどこか"上から目線"を感じるのは気のせいか。この企画は連載「オレとアチキの西方漫遊記(オレアチ漫遊記)」の各話から思い浮かぶことをテーマに取り上げ、やまきちさんが俳句を詠む。これからも続く。

静寂の句:

題材:「オレとアチキの西方漫遊記(15)ー水中探索と"溺死体"

水晶淵の水面に静かに漂う落ち葉を見て、この句が思い浮かんだとのこと。「黄落期」は秋(立秋から栗東まで)の季語で、黄色くなった葉が目の前でとめどなく落ちていく様子をいう。確かに、身体の力を抜いて水面を漂う"溺死体ごっこ(※)"をしたとき、葉がヒラヒラと風に舞い降りてきた。それを第三者視点で忠実に再現してくれたようだ。やまきちさんは「惜しみなく」と「黄落」の意味が重なるところが、自句ながらも気に入らないそうだ。

(写真:りすとやまきちコラボ企画のイメージカット=りす)

題材リンク:

俳句で"オレアチ漫遊記"」シリーズ:

(※「オレとアチキの西方漫遊記(8)ー推しの宿と癒しの景色」に「俳句で"オレアチ漫遊記"(弐)」を含む)

(※「オレとアチキの西方漫遊記(9)ー大蛇が棲む淵」に「俳句で"オレアチ漫遊記"(参)」を含む)

(※「オレとアチキの西方漫遊記(12)ートレードオフに打開策を」に「俳句で"オレアチ漫遊記"(伍)」を含む)

「オレとアチキの西方漫遊記」シリーズ:







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