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オレとアチキの西方漫遊記(1)

ー激走2500km

病気から回復した奥さんの快気祝いを兼ね、夫婦水入らずで東京から高知(四万十川、仁淀川)、京都(嵐山)、静岡(伊豆)などをクルマで巡ってきた。総移動距離は2500km超。奥さんに免許なく、全行程を一人で運転したが、大自然あり絶品グルメありで、疲れを上回る満足感があった。帰京後、実父から「無謀に過ぎる」と灸をすえられるも、それはそれ。懲りずに、次の旅行に向けて動きだしている。連載『オレとアチキの西方漫遊記』は、今回の旅行中に体験したことなどについて書き留めたものだ。

トリップアドバイザー

旅行で走った計約2500kmは、東京から中国・北京(2100km)、台湾・台北(2110km)までの距離を上回る。また韓国・ソウルまでは1160kmだから、往復しても"お釣り"がくるレベル。我ながらよく走ったものだ。

父の「無謀」という指摘は、学生時代に父が友人3人と一緒に交互に運転しながら、クルマで四国を一周した経験に基づいている。道路事情など、当時と単純比較はできないながらも「相当な距離があった」という。

わずか10日

大きな手術を経験した奥さんが、退院後わずか10日で旅行に出かけたことも父が呆れた要因の一つらしい。術後の回復が順調で、執刀医から"お墨付き"をもらっての旅行だったが、それでも"万が一"を気にかけたのだろう。

ニッポンセレクト

心配されているうちが華ということで、今後は周囲に不安を抱かせないよう対策を練るとして、今回の旅行は大満足だった。仁淀川での川遊び、民宿の美味しい郷土料理など、夫婦揃って忘れがたい記憶が山ほど。

奥さんは機嫌が良いときに限り、会話中、自分のことを「アチキ」という。旅行中はアチキを連発し、"アチキ祭り"状態。帰京後、早くも今回を超える旅行ができるよう、2人して計画を練りだしたところだ。(続く)

(写真〈上から順に〉:"仁淀ブルー"を体現するニコ淵=GANREF、淡路島サービスエリアにある大観覧車=トリップアドバイザー、高知といえば鰹のタタキ=ニッポンセレクト)

「オレとアチキの西方漫遊記」シリーズ:


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