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【リハビリ・介護・医療を自分ごと化】松下記念病院で家族3世代向けWHILL試乗会

WHILL社は2023年8月19日(土)に松下記念病院で行われた「わくわくフェスタ 2023」で近距離モビリティWHILLの試乗体験会を実施しました。

このイベントは、家族3世代で医療や介護福祉の現場を身近に知ってもらうための取り組みで、WHILLはリハビリテーション室にコースや段差を設け、病院内に整っているバリアフリー環境を体験するとともに、実際の乗り心地などを試していただきました。

松下記念病院の前も道幅広めで通りやすい

WHILLは免許不要で「歩行者」扱いの近距離モビリティ

WHILLは免許不要で歩行領域(歩道・屋内外)を走れる近距離モビリティです。電動車椅子規格で開発されており、最高時速は6kmで道路交通法上は「歩行者」の扱いとなります。

左からプレミアムモデル「WHILL Model C2」、折りたためるモデル「WHILL Model F」、スクーターモデルの「WHILL Model S」

免許を返納された方や歩きづらさを抱えている方などを含めさまざまな方にご利用いただいています。 WHILL Model C2は電動車椅子として介護保険を利用したレンタルも可能です。

「WHILLをもっと幅広い世代に知ってほしい」と思って

今回は、松下記念病院での理学療法士さんとのご縁で実現しました。かねてより、WHILLで通院する外来患者さんや、リハビリが順調に進みご自宅に戻られる際にWHILLを介護保険レンタルなどで利用される方がいらっしゃるそうです。

理学療法士・作業療法士さん含めて医療に従事されるスタッフさんの間ではWHILLは病気や怪我をした後も、自立的な外出や移動をサポートするツールだと認識いただいており、これまでも担当の患者さんにWHILLを勧めてくださった方もいます。

わくわくフェスタでは、普段松下記念病院に通院する患者さんはもちろん、そのご家族や近隣住民の方々など、家族3世代が来られます。もっと幅広い世代にWHILLを知ってもらって、自分ごと化・身近に感じてほしいとの思いからWHILLを本イベントに呼んでいただきました。

松下記念病院にWHILLとの縁をくださった理学療法士さん

WHILLを試した理由は「足腰が痛くなってきたから」

看護部では「血液サラサラチェック」や「AED体験」、放射線技術室では「内視鏡・人体探検」といった企画、臨床検査技術部では体組成の計測など、さまざまな催しが開催されている中、WHILL社はリハビリテーション療法室でWHILLの試乗会を行いました。

リハビリテーション室ではこのほか、片麻痺体験や義手・義足体験などさまざまな角度からリハビリに関する体験ができる工夫が随所にありました。

杖を使うときのプチクイズなど、日常の生活ではあまり馴染みのない内容をしっかり考える機会も

普段車椅子や電動車椅子は見たり触れたりする機会は少ないもの。初めて見る、乗る方ばかりでWHILLは本当に多くの方に試していただきました。

その中には「足腰が痛くなってきてそろそろ考えている」とおっしゃる方の姿も。まずは自分で乗ってみないとと思い、WHILLのブースへ足を運んでいただいたそうです。

最初はおそるおそるの操作でしたが、段差の乗り越えなどを試していただくうちに慣れてきた様子でした。最後は「これなら私でもいけそうだ。ケアマネジャーさんに相談する」とブースを後にしています。

WHILLは屋内外走れることも嬉しいポイント

おばあちゃまやおじいちゃまと来場するご家族も見受けられました。

マットの上で再現した凸凹道もWHILLはぐんぐん走ります。

WHILLユーザーさんもお越しになり、Model C2を試乗。「WHILLは数年乗っているが、衝撃が少なく身体への負担が軽減されることが本当にありがたい。目的が必ずある外出でなくても、WHILLであてもなく色々と外に出る。とても大事なことで、外に出ると、たとえばエレベーター乗降時にひとこと誰かと言葉を交わしたり、何か刺激を受けたりする」といったコメントを寄せていただきました。

何気ない日々の外出の大切さが感じられる言葉です。こうした自立的に過ごす日々の積み重ねが、毎日を元気に生き生きと過ごす秘訣だと考えさせられます。

”移動”と”リハビリ”を分離して考えるということ

WHILL社では、医療従事者向けのセミナーや大学での講義等と通じ、電動車椅子規格のモビリティが最後の手段ではなく、自立的な生活をサポートする移動ツールとして知っていただくための活動に積極的に取り組んでいます。

年を重ねていくと、どこかで誰かに頼って生活する局面が誰しもに訪れます。一方で、誰かに頼ってしまうと、つい遠慮をしてしまったり自信がなくなったりする方も多いといいます。そうなると、どんどん外出が億劫になり、気持ちも塞ぎ込んでしまいがちです。

賢くツールに頼りながら、できる限り自分でできることを増やし、より長く自立的に行動したり生活したりできるようにしていくことがとても大切です。また、そういった考え方や認識を多くの方が自分ごと化し、気づくことも重要です。

人生100年時代において、いつまでも健康的かつ自立的に暮らし続けられる社会を目指し、WHILL社は全国のさまざまなステークホルダーと連携しながら事業活動に取り組んでいます。

医療・介護従事者様向けにも情報発信中!試乗も可能!

WHILL社では、医療・介護に従事する方々(お医者様や作業療法士様、理学療法士様、ケアマネジャー様など)向けのウェブサイトもご用意し、ユーザー様の事例や専門家の声などを紹介しています。

移動とリハビリを分けて考えるということ、電動車椅子は最後の手段ではなく、外出や自立的な生活をサポートしてくれる移動ツールであること、を一つの捉え方として知っていただきたいと考えています。

高齢化が加速する日本、ひいては世界全体においていつまでも元気に快適に暮らしていただける社会を目指して、日々活動に取り組んでまいります!

WHILLは全国の貸与事業者で取り扱われており、他の車椅子ではなく、WHILLを指名して借りたいとご相談してくださる方も多くいらっしゃいます✨
介護保険制度をご利用希望の場合は、Model C2をご自宅で試乗することが可能です。ぜひこちらもご覧くださいね!

試乗時は専門スタッフがご自宅に伺い、WHILLの操作方法などをお伝えします。


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