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韓国音楽の似てる曲

以前、K-POPの似てる曲という記事を紹介しましたが、今回はその続きということで韓国の音楽(K-POPも含む)の似ている曲をご紹介したいと思います。

●ハイスクールララバイ / 埋葬された物語

ハイスクールララバイ(1981) / 埋葬された物語(1988)

80年代を代表する韓国の女性歌手、チャン・ヘリが1988年に発表した楽曲「埋葬された物語」のサビ部分が、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」に似ている。 

●Another Part Of Me / インディアン人形のように

Another Part Of Me(1987) / インディアン人形のように(1989)

1980年代に活躍した韓国の女性歌手・ナミが1989年に発表した「インディアン人形のように」は彼女の代表曲として知られており、1999年には女性アイドルグループのFIN.K.L.がリメイクした。この曲は、マイケル・ジャクソンが87年にリリースした「Another Part Of Me」メロディーを引用している。

●Why Do Fools Fall In Love / Wake Me Up Before You Go-Go / 気持ちの良い日

Why Do Fools Fall In Love(1981) - Wake Me Up Before You Go-Go(1984) / 気持ちの良い日(1989)

1980年代を代表する韓国の女性アイドル歌手、キム・ワンソンの代表曲「気持ちの良い日」。この曲は、ダイアナ・ロスのWhy Do Fools Fall In Loveをベースに、WhamのWake Me Up Before You Go-Goのメロディーも引用されており、全体的に曲の雰囲気・構成が酷似している。

●哀しくてジェラシー / 渡り鳥

哀しくてジェラシー(1984) / 渡り鳥(1987)

韓国の少年隊と呼ばれ、韓国でアイドル的な人気を獲得した音楽グループ・消防車の1集アルバムに収録されている「渡り鳥」という楽曲と、1984年にチェッカーズが発表した曲「哀しくてジェラシー」のサビ部分や曲の構成が似ている。

●Day By Day / ピエロは私たちを見て笑う 

Day By Day(1990) / ピエロは私たちを見て笑う(1990)

1990年にキム・ワンソンが発表した大ヒット曲「ピエロは私たちを見て笑う」は、Sissy Taylorによって英語カバーされている。こちらは似ているまたは盗作ではなく、あくまでカバー曲である。 

●勇次 / 私が選んだ道

勇次(1985) / 私が選んだ道(1995)

1985年に長渕 剛が発表した「勇次」は、「順子」(1980年発表)以来の人名をタイトルにした作品であり、青春時代の友人を想起したミディアムテンポのフォークロックナンバーである。この曲の発表からちょうど10年後の1995年に韓国の男性歌手、タク・ジェフン(後にカントリー・ココのメンバーとして活躍)が「私が選んだ道」という楽曲を発表したが、この歌が長渕 剛の¨勇次¨に似ているという指摘を受けた。

タク・ジェフン - 私が選んだ道のミュージックビデオ

さらにミュージックビデオでは、衣装、髪型、歌い方、ギターを持って歌っているシーンなどタク・ジェフン本人も長渕をモデルとしている。実際に当時、所属していた事務所からは「ソロフォーク歌手としてデビューさせたいので、日本の長渕 剛をお手本にしなさい」と言われていたという。

●RUN / My Way

RUN(1993) / My Way(2002)

2002年に韓国の男性歌手、ユン・テギュが発表した楽曲「My Way」が、長渕 剛の「RUN」に似ているという指摘を受けたことがある。実際に2曲を聴き比べてみると曲の雰囲気や構成もすごく似ている。

●Get Crazy! / 姉妹ファイティング

Get Crazy!(1988) / 姉妹ファイティング(1995)

1988年にプリンセスプリンセスが発表した「Get Crazy!」と、1995年に韓国の女性歌手、シン・ジウンが発表した曲「姉妹ファイティング」の2曲が似ているという意見が出たことがある。全体的に曲の構成が確かにそっくり。

●N. Reagan – The Dance Of Love / タレント

N. Reagan – The Dance Of Love(1995) / タレント(1996)

1996年に韓国の女性歌手、キム・ワンソンが発表した「タレント」という楽曲が、スペインの歌手・N. Reaganの「The Dance Of Love」とメロディーが酷似しており、盗作ではないかという意見が挙がった。

●口唇 / ブルーロマンス

口唇(1996) / ブルーロマンス(1998)

1996年にヴィジュアル系ロックバンドのGLAYが発表した楽曲「口唇」と1998年に韓国の作曲家であるチュ・ヨンフンがプロデュースした男性アイドルグループ・GLAMの「ブルーロマンス」という曲が似ている。さらにこのGLAMというグループも、グループ名から人数、音楽までGLAYをベンチマークしたものだった。

●Tubthumping / 夢をさがして

Tubthumping(1997) / 夢をさがして(1998)

1998年にデビューした韓国の男性アイドルグループ・Fan Clubが発表した「夢をさがして」という曲が発売当時、チャンバワンバの「Tubthumping」を盗作したのではないか?という意見が挙がった。作曲者であるチャンバワンバ側には合意を得ておらず無許可でコピーしたため、盗作扱いとなった。

●裸のままで / 太陽がいっぱい

裸のままで(1993) / 太陽がいっぱい(2000)

2000年にデビューした韓国のアイドルバンド・Moon Child(現:MC the MAX)の代表曲「太陽がいっぱい」と、スピッツが1993年に発表した6枚目のシングル「裸のままで」が似ていると言われたことがある。

●Shape of My Heart / Y(Please Tell Me Why)

Shape of My Heart(1993) / Y - Please Tell Me Why(2004)

2004年に韓国のヒップホップデュオ・Freestyleが発表した「Y(Please Tell Me Why)」。この曲は3集アルバムに収録されていたもので彼らの代表曲として知られている。元々はタイトル曲は別の楽曲だったが、まったく宣伝していなかった「Y(Please Tell Me Why)」が、韓国のサイワールドミニホームページ(BGMとして使用された)と視聴者やファンの口コミによって突然、話題を集め人気を得た。日本の女性シンガー・世理奈がカバーした日本語バージョンも存在する。この曲は1993年にStingが発表した楽曲「Shape of My Heart」に似ているとも言われており、元ネタだとされている。

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