心の氷を溶かしていく

あなたは、どこが凍っていますか。心の中に凍らせて、感じないようにしているところはありませんか。凍らせなくてもいいんですよ、それ。見せてしまっても、大丈夫なんですよ。

今日は、心の氷を溶かしていくというお話をさせていただきます。

1.甘えるということ

みなさんは、甘えることってできていますか？

うつになってしまう人は、自分に甘えることを許可できない人が多いのではないかと思ったんです。

ワタシは、いつも『頑張らなくちゃ』の人でした。頑張らなくちゃ、いい子でいなくちゃ、笑顔でいなくちゃ。

そうやって、自分を律し、自分の気持ちは感じなくなるように、蓋をして鍵をかけていました。

2.アナと雪の女王

アナと雪の女王をご覧になったことはありますか？

エルサの気持ち、ワタシはすごくよくわかるんです。

自分の能力によって、大切な人を喜ばせようとしていたのに、たった一度、怪我をさせてしまう。

それがトラウマになってしまい、大切なヒトの近くにいることや、人前に出るのが怖くなってしまいます。

そりゃそうですよね。自分のせいで、大切な人が傷ついてしまったんです。自分を責めてしまいますし、自分の気持ちなんか、どうでもよくなって他の人を優先してしまいますよね、

結果、一人で堂々と生きられる道を探しましたが、自分一人では乗り越えられないんですよね。

一人で頑張って、誰にも指図されず、お城にこもることによって、傷を癒すことはできたかもしれません。ただ、そこにいるだけでは本当の意味で乗り越えることはできないんです。

そして、エルサは、自分らしく生きていたとしても、大切な人の近くにいてもいいと自分に許可を出すことができます。

3.悲しみを肯定してあげる

がんばってがんばって、自分の気持ちも押し殺して無理をして。それを辞めた時、とてもとても悲しくて泣いてしまったことがありました。

カナシミが込み上げてきて、溢れ出てしまったんですよね。だから、哀しくならないようにまた自分の気持ちを抑えてがんばって。

ワタシはそんなことの繰り返しでした。

悲しいって気持ちを肯定してあげませんか。

そんなあなたでいいんです。そのあなたがいいんです。その悲しみにくれている、だめだめなあなたがいいんです。

悲しみを肯定してしまうと、それをすべて受け入れてあげると、世界はあなたが思っているよりやさしくて、心地よいです。

甘える許可、自分に出してあげませんか。きっと、他の人が甘えてきたら、あなたも受け入れてあげますよね。

他の人より、あなた自身のことを大切にしてあげてください。あなたはあなたのままで、本当に素晴らしいんですよ。

○まとめ

甘えるという勇気。なかなか許可してあげられませんよね。ワタシもまだまだ初心者マークです。甘えるのはとても難しいし、完璧でないワタシを見せることはとても醜いと感じてしまいます。

一緒に成長していきませんか。

折れそうで折れない柔軟な生き方ができている人。
そういう人たちに備わっているのが、甘える勇気です。弱いから甘えるのではなく、勇気があるから甘えることができます。

今日は、『Body•Mind•Spiritを癒す』セラピストとして、心の氷を溶かしていくというお話をさせていただきました。

すこしずつ、氷、とかしていきませんか。そんな氷を発見するところから、始めてみませんか。

アナと雪の女王２ (吹替版)