自己中人間から脱出しよう

ヒトは、絶好調の時と絶不調の時に、本当の心の中の本心が現れてくると思っています。その両者を、周りの方はよく見ていると思います。あなたは、自己中人間になっていないですか。

今日は、自己中人間からの脱出というお話をさせていただきます。

1.心境の変化

ワタシ、最近本当に穏やかで、毎日ハッピーなんです。

どうやってこういう心境に持っていったんだろう、と過去を振り返ることがとても多いです。

なんだか、本当にいつもヒトに愛されて、助けてもらって支えてもらって、生きてきたんだなあと実感しました。

当時は気が付かなかったことも、たくさんありますけど、いま振り返ると本当にたくさんの愛に囲まれていたなあと感じるんです。

2.絶好調の時

ヒトって、絶好調の時とどん底な時が一番人間性が出ると思うんです。

絶好調の時とは、例えば昇進した時や上司に認められた時、成績が良かった時や試験に合格した時、結婚した時や恋人ができた時。

こう言う時の、周りへの態度がとても大切だと思うんです。

絶好調の時に、慢心してしまって天狗になってしまうタイプの方、自分が偉いと思ってしまう方、周りが見えなくなってキツい態度を示してしまう方。

皆さんの中にもそういう心があるのではないでしょうか。

こんな話をしているワタシも、有頂天になって天狗になってしまっていた時期がありました。もしかしたら今もそうなのかもしれません。

天狗になってしまっている時は、山をどんどん登っていけるように見えます。なんでもできるような気がします。怖いものはないような気分になります。

でも、天狗の下駄は一本下駄です。絶頂から降る時には転んでしまうんですよね。なぜかというと、得意の時に周りを大切にせず、自分のことばかり考えていたからです。

3.絶不調の時

あるいは、負のループにハマってミスを繰り返してしまう時やうつになってしまった時、失恋した時や試験に落ちてしまった時、離婚や身内の不幸があった時。

愚痴や不平不満ばかりこぼして、周りへ毒を吐いていませんか。環境やヒトのせいにして、自分の心を見つめてはいないのではないですか。

ワタシはうつになってしまった時は、本当に自己中心的にしか物事を捉えることができませんでした。

みんながワタシを傷つける。ワタシが手伝ってあげないといけないから。当時の言葉の主語は、一人称の"ワタシ"ばかりでした。ワタシがワタシが。とても自己中心的ですよね。

渦中にある時は、なんてかわいそうなワタシしか見えていなかったので、周りのことや客観的に自分を捉えることは全くできていませんでした。

4.太陽と月

自分が太陽で、自分の周りを世界が回っている。こういう考え方をしてしまうと、天狗になってしまったり、負のループにハマってしまうのではないかと思ったんです。自己中心的な考え方ですね。

本当は、みんな月のような存在なんです。自分から発光して、照らしているような気持ちになりがちですが、実は太陽に照らされていてその光が輝いているだけなんです。

周りの方のおかげで、いまの自分があるのではないでしょうか。

人間は、1人で生きていくことは不可能です。一日生きていくことでさえ、不可能です。顔も知らない誰かが作ってくれた、素晴らしい技術や物の恩恵を受けているはずです。

もっというと、両親がいなければ、あなたは存在することすら許されていません。

○まとめ

あなたは、愛されているんです。

たくさんの人に生かされているんです。

自己中心的な生き方は、もうやめにしませんか。

ヒトから奪うだけの人生はやめにしませんか。

少しでもお返しをしていこう、ヒトの役に立とう、そういう素敵な人生にしていきませんか。

ワタシもまだまだ自己中心的な考えばかりです。反省点もたくさんあります。友人知人、家族、上司や同僚からみたら、至らないところは本当に沢山あると思います。

でも、それでもワタシは、もっともっと素敵な人生にしていきたいと思っています。きっとワタシがいう素敵な人生って、周りの方に感謝する心を忘れないで、いつも朗らかに穏やかに生きることじゃないかなって思っています。

今日は『Body•Mind•Spiritを癒す』セラピストとして、自己中人間からの脱出というお話をさせていただきました。

寝る前に少し、今日は自己中心的な思いがなかったか、点検してみませんか。