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2408企画「恐怖」

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#Webライターラボ

数か月、悩まされた動悸が1日で治ったワケ

数か月、悩まされた動悸が1日で治ったワケ

昨日は「39度超え」を久々に体験して、全く動けなくなりました。

いつもだったら難なくできる着替え、トイレ、移動。すべて意識を集中しないと動けません。
いや、集中しても動けないか。

普段、当たり前に動いているけど、多くのエネルギーを使っているのだなと実感。

そして、昨日は早々に就寝。12時間以上寝たら、数か月悩まされた動悸がなくなっていました。

不整脈のような鼓動を、日に何度も感じることがあ

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飛んで火に入るなんとやら

飛んで火に入るなんとやら

 蜘蛛がいた。

夜も更けてきたこの日、家で小説を書いていた私は、何やら気配を感じて振り返った。すると寝室のカーテンに、1匹の蜘蛛が止まっているではないか。

無論、道産子の私は昔から虫が平気だ。子供の頃はよく、虫かごを肩に掛け、虫網を手に持ってはトンボや蝶を追いかけ回していた。だから今も、足長蜘蛛くらいなら素手で掴んでポイっと外に放り投げられる。それくらい、虫は平気なのだ。

だけどこの時の蜘蛛

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迅雷鳴り響く夜に

迅雷鳴り響く夜に

ドーーーーン!!バリバリッ!
夜中に突然音が鳴り響き、目が覚める。いや、正確ではない。目はつぶったままだ。
(雨すごいなぁ、雷でも近くに落ちたかなぁ。...まぁいいや、寝よ)
外は嵐で、家は風で揺れている。もう、この程度で起きることは少なくなった。

群馬に住むようになって、一番驚いたのは雷の音かもしれない。
音が違う。肌がビリビリと感じるときもあった。

熱雷

夏の代表的な雷で、積乱雲によって

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Webライターラボ8月コラム企画「忘れられない戦い」

Webライターラボ8月コラム企画「忘れられない戦い」

Webライターラボのコラム企画に参加させていただきます!

※虫が苦手な方はご注意ください

もう20年ほど前のことになるだろうか。

うら若きお姉さんだった私は、いつもの様に洗濯物を畳んでいた。
Tシャツをばさりと振った瞬間、何かが視界をかすめて天井へ飛んでいく。見上げた先にいたのは巨大な蛾だった。

羽を広げると25センチはあっただろうか。山奥で育ち、比較的虫に耐性のある自分が引くレベルの大き

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恐怖の合唱コンクール

恐怖の合唱コンクール

夏休みが明けると、いよいよ合唱コンクールだ!
私が通っていた小学校では、運動会、秋の遠足、極寒のマラソン大会に並ぶ一大イベントだった。
この日に向けて4月終わり頃から、選曲、指揮者、伴奏者、練習日の計画、衣装をどうするかなど、学級会での話し合いが始まる。
初めはみんな「夏休み明けだから、まだまだ先だよねぇ。」といった感じで意見も出ずのんびりしているが、1ヶ月もすると次第に熱が入り始める。

課題曲

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