大学2年生の夏休みにやるべきこと 資格編

6月下旬から7月中旬のテスト期間が終わると
中高生も大学生も夏休みに入ります。

3年生以降になるとインターンや就活
で忙しくなりますので
思う存分に楽しめる夏休みは
大学1~2年生の2回ぐらいです。

目指す進路によっては
2年生の夏休みくらいから動いていないと
間に合わないぐらいです。
日頃、勉強や努力から遠ざかって
遊び散らかしているなら尚更。

大学生の夏休みの基本は
よく学びよく遊べ、です。


しかしそうは言っても
具体的に何をしたらいいのか分からないものです。

本記事では夏休みの過ごし方、夏休みにやっておきたいことを解説します。


おれのなつやすみ

大学1年生(2014)

・初めて単発・日雇いのバイト(什器搬入)をするが、最低賃金は割っていたし、怒号が飛び交い、これ以降は肉体労働をほとんどしなくなった。

・超大盛りペヤングを食べながら、野々村竜太郎元県議会議員の号泣会見やMAD動画を観て笑っていた。

・半沢直樹をTSUTAYAで借りて観た。

・実家福島県に帰省したが、イオンでかつて振られた女の子と遭遇してしまい心が折れて、努力をしなくなるポンコツ大学生になった。

大学2年生(2015)では

・スマホがバキバキに割れ、残りの端末代と新しい端末代を稼ぐため、お弁当工場の短期バイトをこなす。

・覚えたばかりの酒を飲みながら、「1人」で実家地元の夏祭りに歩いて行く。

・家族で北海道旅行に行き、改札の3本の棒にイヤホンのコードが引っかかって転んでガチギレする。

と、割とハッキリ覚えているものの
もっと他にやることがありました。

ろくな思い出がありません。

それは

資格試験に挑戦する

でした。

資格勉強を通じて
勉強のやり方や習慣、集中力、自信、勤勉さ
を取り戻しておきましょう。

大学受験以降、ほとんど勉強していないのではないでしょうか。授業に出ずとも単位が楽に取れる状況は、効率は良いのですが、慣れてしまうとナマケ癖やサボリ癖がついて、将来を考えると危険です。

本気でやっても勝てないことの多い就活や、会社での実務や資格の勉強についていけなくなるからです。

学びから退いた大人は干されます。
就活では、やはり学生時代に応じた結果が出ます。

というか、4年間分の学費と時間を提供している親御さんから見れば、多少難しいとはいえ、資格のひとつやふたつ取ってほしいものです。

宅建士を夏休みに勉強しよう

文系の大学生なら
以下のような試験がオススメです。

・宅地建物取引士(宅建士)

・2〜3級ファイナンシャルプランニング技能士

・日商簿記2〜3級

・MOSを2〜3科目

・TOEIC600以上

これらは大学で
「夏休み中に頑張って勉強すれば取れる資格」と言われていました。

特に宅建士はオススメです。
法律上は5人に1人以上の割合で宅建士に登録している社員がいればいいのですが、実際には5人に5人以上、全員が入社時点か新卒1年目までに取得を「強く」求められています。

持っていないと相手にされませんし、上司に詰められるくらいの必須資格ですが、そう簡単に取れる資格でもありません。

※総じて体育会系で安月給、行儀よく真面目に働くだけで精一杯なのに、宅建士まで取れって鬼ですよね。

夏休みというまとまった期間に勉強して、就活が始まる前の段階で取得しておきましょう。
働きながら資格が取るのは難しいです。

大丈夫です。
どんなに学力や地頭、経歴に自信がなくても
諦めずに地道な努力を積み重ねれば
大抵の資格試験は合格できるように作られています。

敗れても敗れても敗れても
泥臭く走り続ければ、1つくらい手が届きます。

資格取得より大事なこと

難関人気国家資格の宅建士に受かるとなると
かなり高いレベルで

・勉強の習慣
・自分に合った勉強のやり方
・自信
・更なる資格試験に挑んで、キャリアを磨こうとするモチベーション


などが身についていると思います。
資格そのものよりも、これらを身につけることが大事だと俺は考えています。

もっとも、それに気付けるのは合格後ですが。

俺は
法律、不動産、金融、経営、会計、PC・WEBに知識と資格のある行政書士になりました。

卒業間近に3級ファイナンシャルプランニング技能士に受かっただけで、資格欄には運転免許しか書けていない履歴書で就活に臨んでいました。

結果は「こう」なりました。
もっとも、資格があるとかないとか、資格以前の問題だったかもしれませんけどね。

せめて2年生で宅建士を取っていれば
在学中に行政書士に合格し
第二新卒が終わる頃には社労士に合格。
ちゃんとした会社で経験と貯金を積み上げ
30歳頃には最後の戦いとして司法書士を…。
もう少しマシな人生になっていたかもしれませんね。

大学生なんですから
夏休みくらい本気で勉強してみましょう。

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