見出し画像

m.books!日記【わらうこと】#02

この間、ある映画を観てinstagramに感想を投稿したあと、高校時代からの友人からLINEが届いて、それがとてつもなくびっくりして泣きたいくらいにうれしい内容だったのでここに残してしまう(笑)。友人了解済み。


++++++++++++++++++++++

笑顔が苦手って書いてあった!
私の中でのmちゃんは、笑顔しかなかった!
映画とか音楽とか好きなことを話しながらウフフって楽しそうに笑うmちゃん、私のバカな話にもウフフって楽しそうに笑ってくれるmちゃん、mちゃーーん!って急に会い言った時にも、★★さーん!って答えてくれる笑顔!
私、mちゃんの笑顔思い出すと、頑張ろうって思えるよ!
ほとんど高校時代の笑顔だけど、大人になって会えた時も、同じ印象だった。

カメラの前で笑顔が苦手だったなんて、驚いて、おまけに、本当に、mちゃんの笑顔が好きだから。

いろいろ大変なのに貴重なお時間取らせちゃったけど、本当にそう思ってたから本当に驚いちゃったので、LINEしちゃった(汗)

また、最近あった、たくさんの出来事とか、映画や本や、音楽のお話、聞かせてね。

++++++++++++++++++++++


★★ちゃん。わたしこそ本当に驚いて、映画でさんざん泣いたあとだったのに、また涙が出たよ。

小さい時から上手に笑えなくて、授業中もみんなが笑ってる先生の冗談に自分だけ笑えなくて、集合写真を撮る時にも思い切り笑えなくて、いつも無表情(自分では結構笑ってるつもりだった)。同級生には「能面」とあだ名をつけられる始末。20代半ば、フラを踊っていた時も死ぬほどの笑顔を先生から求められて地獄だった。何でいつでも笑わないといけないの?悲しかったり、切ない気持ちのときもある。いろんな感情があってそれぞれを大事にしたい。ほんとうに笑いたいときはわたしだって自然に笑うのだ。そんなふうに心の中では思いながらも「笑顔」の教育を受け続け、鏡を見て練習もした。なんたって嘘でも笑えばセロトニンが出るらしいし、女性の笑顔ってセクシーでモテるそうだし。それでも変なはにかみ笑い癖はなおらずこんな年になっても好きな人から表情について突っ込まれ軽くショックを受けたりしていた。

画像1

だから、友人からのLINEを読んで、一瞬だれのこと?と思ったくらい。

わたしの知らないわたし。わたしが思い込んできたのと全然ちがう、誰かのなかで笑っているわたし。「能面」なのに、いつの間にか誰かをちょっとだけでも元気づけることが出来ていた。何十年と持ち続けていたコンプレックスが少し軽くなって、報われて、あったかい気持ちになれた。


こういうことって他にもたくさんたくさんあるのかもしれない。自分で気付かないうちに、知らない誰かを助けているのかもしれないし、誰かが感じている以上に、わたしはその人に救われていたり。

そんなわけで、★★ちゃんのように、これからは自分ももっともっと伝えていこうと思った。どんな些細なことでも。何が、どんなことが、その人にとって大切で力になるかわからない。うれしい言葉って、一生からだの中に居てくれて、いざというとき、自分をとてつもなく守ってくれるから。


あの夜LINEしてくれて、本当にありがと。

m


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?