見出し画像

億万長者の方が全員話した厄年の本当の正体

【元ホテルマン】ブランディングコンサルタント
渡辺シンスケ(@eightstarb)です。


2024年新年も始まって、はや5日。


今年の日本はいろんな災害や
事件でスタートして
いろいろ大変なイメージです。



そんな中、今年は厄年だから
悪いことばかり起きそうで気分が上がらない
という方もおられるのでは
ないでしょうか。


厄年は悪い年
みたいなイメージを持つ人が多いですよね。


しかし私がお会いした
億万長者の方々は逆に
厄年はいい年
とおっしゃいます。


なぜなのかというと
厄(ヤク)年は「人の役(ヤク)に立つ年」
とみなさんおっしゃるのです。


より一層、人に何かを
「提供」
できている人は
逆にいつも以上に飛躍の元になる年
ということですね。


でもこの「提供」というのは
ビジネスや人間関係の成功の
基本になるものだということを
知らなかったり見落としている人が
意外と多いのです。


しかし断言できますが
提供=成功
だと言っても過言ではないと思います。


提供とは
相手に技能や価値を役立ててもらうために
与える行為です。


要はこの世の中は
相手に価値を与えるから
対価が得られるようになっているはずです。


なぜなら
対価とは「対する価値」なので
「提供に対する価値」
だからです。


それが収入というお金だったり
喜び、感謝という人間関係のベースだっり
お金だけではなく
対価にもいろんな種類があると思います。


相手に価値を与えるから、
対価が得られる。


ビジネス用語で置き換えるなら
Win-Winがないと成功はありません。


しかしこんな当たり前に
知っているはずのことなのに
成功できる人が少ないのは
当たり前すぎて盲点になり見逃してるか
間違って解釈しているかの
どちらかなんだと思います。


まず前者の
お金や名誉が欲しいと思う人は
多くの人が、自分が得ることばかりを考え
忘れている、盲点になっている

ということです。


それはこちらでも話した
20代の時のGive&Giveの状態ですね。


もちろんそれしか頭にない間は
対価や成功を得ることはないですし
それがストレスで歪んでしまうと
ついつい人としてのモラルを犯したりします。



そしてない現実を作り
無理やり取得しようとしたり
というパターンに陥ります。


その結果一時的に利益を得ても
それは対価にもなっていないので
後から倍返しのように
大きな損益に見舞われてしまいます。


もう一つの間違いというのは
価値は自分(与える側)で決めるのではなく
相手(受け取る側)が決めるものである
ということを理解してない場合です。


要は与えたつもりになっていて
相手が望んでいないものになっている

ということです。


それは提供どころか
押し付けになってしまいます。


いくら美味しい料理が作れても
相手が今満腹だったら、苦痛ですよね?



それは提供にはならないですよね。



それが
価値は受け取り側が決めるもの
という意味です。


では提供と成功
どのような関係に
なっているのでしょうか。


対価の大きさ
提供の質と量で決まります。


提供の質とは
1人あたりの提供の大きさです。
提供の質は、「単価」に反映されます。


提供の量とは、提供の広さです。



提供の量とは、「顧客数」
に反映されます。


ということは
ビジネスのよくある方程式

売上=単価×顧客数

というのはすなわち

成功=提供の質×提供の量

ということになりますね。


例えばホテルビジネスだとで
ただ単に素泊りより
美味しい料理が提供できると
相手への提供の質が大きくなるので
単価が高くなりますよね?


さらに
ラグジャリーな体験ができたり
ホスピタリティが高くなれば
相手への提供はさらに大きくなり
さらに単価が大きくなりますよね。



これがリッツ・カールトンなどの
一流ホテルがやっていることです。


飲食店で言えば
美味しい料理を出すことばかりに目を向けず
適切なサービスを提供することにより
相手への提供度が大きくなるので
単価が高くなり、また来たいと思うので
提供の量も増えていくのです。


コンサル業で言えば
単に枝葉のノウハウを教わるだけより
人としての相談に乗れる方が
相手への提供度が大きくなるので
単価が高くなりますよね。


ビジネスの本質は、提供なので
相手に提供すればするほど
得られる対価も大きくなります。



そしてその満足度を周りの人が見て
また人数という量も増えていくのです。


非常に
「当たり前のこと」
なのですが
1番灯台下暗しの部分でもあります。


ビジネス初心者の方の中には
ビジネスは「獲得する」「奪う」行為だと
誤解している人も
少なくないかもしれません。


しかしどれだけの質のものを
どれだけの量提供できているのかを
見つめ直すと、途端に結果は
変わっていくと思いますよ。


あなたの提供してる情報や物は
人の役に立つものですか?



あなたの提供している表現方法は
人の役に立つものですか?


ぜひ自分の発想から
日頃のアクションまで
提供ベースになっているかどうか
獲得ベースになっていないかどうか
チェックしてみてください。


これこそがブランディングの真髄だと思いますよ。


灯台下暗しの落とし穴に
はまってから抜けるのは
なかなか大変ですからね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?