見出し画像

人のやる気を起こさせる言葉の使い方

渡辺シンスケです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わった、ブランディングメソッドを提供しています。


とある案件で、成功者のことをまとめていたときに、思い出したことがあるので、書いてみようと思います。


それは私がホテルマン時代の時のことです。


私はホテルマン時代、レストランでウェイターをさせていただいていました。


そんなある時、某超大手家電メーカーSの、会長夫婦がご来店になりました。


誰もが知るオーブンレンジHを、販売し大ヒットしていたご時世です。


差別するわけではないのですが、やはり超大手企業の会長だから、より慎重にという空気は当然走ります。


そんな中、上司が私に行ってきた言葉は・・・
「Sの会長だから、粗相があったらこのホテルが吹き飛ぶぞ」
という内容のものでした。


もしあなたがそんなお客さまを前に、そんな空気の中、そんなアドバイスを受けたら、どういう心理状態になるでしょうか?


緊張して、手も震えるくらいになっちゃいませんか?


もうちょっと正確にいうと、マイナスイメージしか、わいてこないんじゃないでしょうか?


私のホテルは国産の老舗だったため、体質がかなり古く、そんな中サラリーマン発想で出ることといえばつねに
「いかにクレームが出ないか」
という発想のもと、行動を起こすものばかりでした。


しかしそんな中、いいサービスやいい作品ってできるでしょうか?


結果サービスしてどうだったかというと・・・


料理を持っていくたび、お皿を下げるたび
「ありがとう」
と言っていただける、ものすごく腰の低い紳士淑女でした。


「なんだめちゃくちゃいい人じゃないか・・・」
と取り越し苦労だったことを、今でも覚えています笑


マイナスイメージを与えるくらいなら、こういう素晴らしい方々だから、こんなサービスを与えて、こういう形で喜んでもらおう・・・
などプラスイメージで指示を与える方が、ミスも減るどころか、いいサービス作品が生まれるのではないでしょうか?


その後このことがきっかけで、成功者の方々の指示や、アドバイスを見ると、プラスイメージのものが多いなと思います。


トヨタ春交渉2020 労使協議会というのが開かれた時のエピソードも、有名だと思います。


それが
ボスになるな リーダーになれ
というもの。


どういったものかと言うと
「ボスとリーダーの違いをご存知でしょうか?」
という質問がありました。


・ボスは失敗の責任を負わせる
・リーダーは黙って失敗を処理する

・ボスは仕事に苦役に変える
・リーダーは仕事をゲームに変える

・ボスはやれと言う
・リーダーはやろうと言う


立場もあると思いますが、人がついていくのはリーダーの方でしょうね。


会社経営であれ
店舗経営であれ
その他のビジネスであれ
多かれ少なかれ
一対多で人と繋がる仕事は、リーダーじゃないと今時反映しないでしょうね。


こういう仕事の方でうまく行ってない人は、ついついボスチックになってないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?