中村洋太さんに教えてもらったこと|自分の欲望に嘘をつかなくていい
私が尊敬するライターの一人である中村洋太さん。書き手としてはもちろんなんだけど、どちらかというと生き方に憧れているのかもしれません。
「自分らしさ」を優先させるとリスクを恐れずにチャレンジできる
中村さんは、興味が湧いたことをまずは実践しています。ここ最近の報告を見ただけでもチャレンジングだなぁと。
自分のやりたいことや情熱に向き合い、「自分らしさ」を常に模索して体現している姿がまぶしいのです。
だって、ふつう固定観念が邪魔するじゃないですか。
・そんなことして何になるのだろう?
・お金稼げないけど大丈夫?
こんな風に世の常識を優先させると、ガチガチになって動けなくなりますから。リスク(時間とお金)を恐れすぎると、チャレンジすることに臆病になります。
これって優先順位をどこにおいているかなんですよね。中村さんの場合は「自分らしい生き方」に何より重きを置いているように見えます。
中村さんの試行錯誤を近い距離で眺められるメンバーシップ
そんな中村さんが、新しい試みとして3カ月間のメンバーシップをスタートしたと聞きつけ、さっそく申し込みました。
タイトルは「中村洋太の自由研究」。まだ形になっていないものを模索して掴み取っていく過程を見られるのって、テレビ番組のリアリティーショーみたいでワクワクします。
そしてさっそく一つ気づいたこと。このメンバーシップを立ち上げた理由について、中村さんが語るこの言葉にハッとしました。
「ライターなら〇〇であるべき」と常識に囚われていた私
中村さんはハッキリと、一般的なライターとして活動していても「モチベーションが上がらない」と書いているんですね。ここがすごく衝撃的でした。
なぜなら、私は「ライターと名乗るのであれば、職人的であること」が正解だと思い込んでいたから。
クライアントの役に立ちたい、取材相手のためになりたい、地域に貢献したい、もっといい文章が書きたい…etc
こんな風に心の底から思える人こそが真のライターなのだと信じていました。
しかし、私は10年ほどキャリアを積むなかで(正直にいうと)なんだか飽きがきてしまったのです。もちろんライターという仕事はおもしろい、取材に行く度に発見がある、でも「何か違うことに挑戦したい」という欲望がムクムクと湧き出てしまった。
そして興味を持ったのが、起業、事業を立ち上げるということです。実は10年以上前から「起業してみたい」という夢があって、でも何を起業の種にすれば良いか分からず、何も形になりませんでした。
2023年12月からコンテンツを作って集客して販売してサービスを提供することのおもしろさと難しさに、日々もがき、奮闘しています。
その裏で、心の中では「(私が思う)真のライター像」がチラついていました。Xで見かける取材ライターたちは、私の理想とする職人気質と取材対象者への愛であふれている。その一方で、私は取材記事を書くということ自体への情熱は薄れていると気づきました。
こんな私が講師業をするなんて失格だ……なんて思うわけです。でも、生徒さんが上達したり案件獲得の報告をしてくれたりすることはむちゃくちゃ嬉しい。もっと精度を高めたコンテンツを作りたいし、たくさんの人の役に立ちたいなと日々感じています。
中村さんが日々「自分らしさ」を模索し、次々と変化するのを目の当たりにし、「もしかして私も変化しても良いのかもしれない」と徐々に自分を受け入れられるようになりました。
「ライターなら〇〇であるべき」という常識は勝手に私が作り上げたもの。自分の欲望に素直に従い、やりたいことをやるライターになってもいいのかもしれないね。
欲望に耳を傾けて、やりたいことをやる!
というわけで、2024年はやりたい仕事をやる年にする!ほかの取材ライターさんとは違う働き方になると思うけど、これは私の人生なのだから常識に囚われなくても良いのだー!自分で決めたことを正解にする強さを持ちます。
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2022年に朝活で中村さんにお会いした時の記事もぜひ読んでみてください。
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