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【毎日note*120日目】「謙虚さ」と「不屈の精神」を併せ持つ


『ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則』で紹介されている「ストックデールの逆説」という話があります。

敵軍の捕虜となり、8年間で20回もの拷問に耐え続けたストックデール将軍は、釈放されたのちに、このように語ったといいます。

最後には必ず勝利し、困難な状況から解放されると確信すること。ただし、誤った楽観主義は捨てて、最も厳しい現実を直視すること。

同じく捕虜となった人のうち、助からずに牢の中で最期を迎えた人たちは、「クリスマスまでには出られるだろう」「春節までには・・・」というように楽観的に考えていたために、期待が裏切られる度に重なる失望感に耐え切れずに息絶えていったのだと。

何かを成し遂げるために大切なのは、
厳しい現実を直視しながら、困難な状況でも必ず勝つという確信を失わないこと。

「○○までには達成できるだろう」

という甘い期待ではなくて、

「今は辛くても必ず達成できる。それまで粘り強く努力し続ける」

という強い決意をもって進み続けること。

私も先の見通しが甘くなりがちなので、「○○までには何とかなるだろう」という淡い期待を持ってしまい失敗することが多々ありますが、やはり現実をしっかり見ることが重要ですね。

目的や目標と、それによる結果を混同してはいけない。

ただ、現実がどのように辛いものだったとしても、そのまま辛いものとして悲観的に見るのではなくて、この状況をどうすれば改善できるのだろうか、と考えるように転換すること。

何のためにやり続けているのか。
その結果としてどうなっていたいのか。
いつまでに何をすべきか。

現実を見極めながら、思い描く理想に近づく努力を続けていきます。

「謙虚さ」と「不屈の精神」を併せ持つ努力、あなたは続けられていますか?

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