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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中ワールドフェスティバル・フィリピン舞踊、府中駅前・駄駄羅亭と三松本店


 私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。

府中市のスケッチポイント

府中ワールドフェスティバル・フィリピン舞踊、府中駅前・駄駄羅亭と三松本店

(1)府中ワールドフェスティバル・フィリピン舞踊

府中ワールドフェスティバル・フィリピン舞踊 (2019)
スケッチブック B5 ペンとマーカー

 6月4日付のnote記事で紹介したスケッチ、《府中・ル・シーニュ二階広場でのジャズ演奏会》と同じ場所で催された「府中ワールドフェスティバル」のフィリピン舞踊の様子を描いたものです。

 以前書いたことがありますが、私の「街歩きスケッチ」の場合は、事前のイベントの下調べはしないので、悪く言えば「行き当たりばったり」の無計画性、よく言えば「予期しないサプライズと喜び」が期待できます。
 私は後者の場合の喜びが忘れられず、下調べせずでかけることにしています。

 さて、この日も府中の街中に繰り出したところ、路上や公共の広場で各国の衣装を着た海外の人や日本人の若者が演奏したり踊ったりしているのに遭遇しました。
 一体何事かと聞いてみると「府中・ワールドフェスティバル」というイベントとのこと、どうやら市中に住む外国の人々や学生さんが参加しているようでした。

 この絵のフィリピン舞踊を踊っている女性達は、東京外国語大学の日本人の学生さんたちがフィリピンの民族衣装を着て踊っているのでした。

 なお、「府中ワールドフェスティバル」は今検索して調べると、もともと府中にある東京外国語大学と東京農工大学の学生さんたちが中心になり企画したイベントのようです。コロナが原因だと思いますが、2020年以降中止となりその後は行われていないようです。華やかな催しだったので残念です。

(2)府中駅前・駄駄羅亭と三松本店

府中駅前・駄駄羅亭と三松本店
スケッチブック B5 ペンとマーカー

 (1)6月4日の記事、《府中・ル・シーニュ二階広場でのジャズ演奏会》の解説文でも紹介したように、府中駅前の再開発で昔の建物や路地は駅前から全く消えてしまいました。
 ところが、再開発でできた商業ビル「くるる」の道路を挟んで南側、旧伊勢丹デパート、現ミッテン府中の道路を挟んで東側に、奇跡的に2-30mほどの路地と数件のレトロなお店が並んでいる、往時の雰囲気を伝える場所があります。
 府中駅から続く歩道橋の南端からそのお店が並ぶ様子を描きました。
左側の、古い映画のポスターや昭和レトロアイテムが飾ってある、昭和レトロ雰囲気満載の駄駄羅亭は数年前に閉店してしまいましたが、右側の三松本店は今も健在です。

(おしまい)

 前回の記事は下記をご覧ください。


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