【タイからの訪日インバウンド市場】新しい時代の幕開けは近い(2020年8月13日)
新しい旋風が、タイからの訪日市場に巻き起ころうとしている。
今までタイ訪日市場を席捲していた企業、人が
コロナショックを受けて負債を大きく抱えたり、
利益が出ずに困る反面、
「今から訪日市場へ参入したい!」
という声をここ数日で耳にすることが極端に増えた!
現状は費用も負債も何も抱えていない人たちが、これからのタイからの訪日の回復を見据えて、新規事業として参入を狙っている!!
彼らが構想している事業形態を少し記載したい。
そして、彼らとうまく日本側の皆さんが連携して、一緒に大きな復活の波を作れたらと考えている**
①高付加価値を狙ったツアーを販売する事業
ビフォーコロナの世界では、タイから日本への訪日市場は主に格安ツアー(LCC)を活用したものが中心だった。
しかし、ノックスクート、ノックエアなど日本に就航していた航空会社の事実上の破綻を踏まえて、今後は航空券の価格が高くなることは目に見えている。
この価格上昇や、訪日リピーターへの「新しい日本旅行の価値提案の必要性」の2つが相まって、
高付加価値を旅行者に与えることができる訪日旅行ツアーの取扱事業が格安ツアーではなく今後は大きく増えると感じている。
参入をしてくるのは、旅行会社だけでなく、広告関連の会社やカード会社など幅広く存在している。
日本側の皆さまは、自信の県の中から「タイ人にとって」高付加価値だと考えられるものをタイ人目線で選定することが今できる準備だと思う!!!
②日本国内におけるミニバンなどの貸し出し事業
アフターコロナのタイ人訪日観光客のメインの形態は、少人数旅行となることが予想される。
*タイ国内旅行としても、大人数で一緒に移動して、感染リスクが高いものを避ける傾向にあるため。
このことを想定したときに、メインの移動手段は、電車ではなく、移動の勝手が良いミニバンなどを活用し、時にはガイド兼運転手とセットで予約して移動するという需要が出てくる。
実際にコロナ発生直前も、このようなミニバンの貸し出しが好調だと話に聞いていた。
これらの事業に参入してくる企業は、タイの車関連事業者や日本側のレンタカー関連企業。
現在、このような運転手兼ガイドをタイ語や英語で出来る人材が日本に不足しているので、どのように育成していくのか、検討の必要は出てくるが、移動手段が車となると地方への訪問もより容易になるので、タイ人の訪日旅行の深度化が加速するかもしれない。
③自然食を含む健康ツーリズム関連
タイにおいて、現在空前の「健康を意識した生活」ブームが到来している。
日本食は健康!というイメージは、タイで生活をしていてよく耳にするので、このような健康食である日本食を本場で楽しもう!という趣旨の「健康食を中心とした健康ツーリズム」が流行る可能性が高い。
日本の飲食関連産業にとっては、チャンスなのか、少しずつタイ人の食生活などに関する質問が増えている!!
エコや健康など、タイ、とりわけバンコクの方々の興味は高まる一方(^O^)/
まとめ
様々な業界と絡みのある観光業界、新しいプレーヤーが出ることを嬉しく思いつつ、日本の伝統的な旅館、ホテル、地場産業など、また、新しい観光資源となりうる「新伝統文化」についても当該局面を乗り越えて、
新旧コラボできる日が来ることを想いながら、私も毎日爆進していきたいと思う。
いま、種をまけば、確実に華が咲く。
間違いない!!
一緒にタイからの訪日をもりあげましょう!!!!!!
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