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私も未来も喜ぶサステナブル・フード! 昔ながらの和食ごはん

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食の未来を考えたとき、私たち日本人が食べるべき食事とは? 地球にも人にもやさしい「昔ながらの菜食和食」の魅力と、毎日が楽しくなる取り入れ方をお教えします! 幼少期のおばあちゃん家… もっと読む
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お肉がなくても、おばあちゃん家のごはんを美味しく感じたワケ

お肉がなくても、おばあちゃん家のごはんを美味しく感じたワケ

私の食の原点は、滋賀県は琵琶湖の畔に住む、おばあちゃん家のおうちごはんです。

お茶やお花の師範をしていた祖母の家は、美しい日本庭園を有する数寄屋造りの一軒家。裏庭には畑のほか、ぶどうや柿、いちじくといった果物も成り、幼い私にとっては夢のようなお家でした。

そこで出される食事は、炊きたてのごはんに、カツオ出汁が効いたおみおつけ。そして、畑でとれた旬の野菜を使ったおかずの数々。

自家製のぬか漬け

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SDGs時代、これから何食べる? 私が、昔ながらの和食にハマった理由

SDGs時代、これから何食べる? 私が、昔ながらの和食にハマった理由


食事とは、周りの環境を食べることコロナ禍で私がもっとも時間を費やしたのは、「健康的で、しかも地球にやさしい食事ってなんだろう?」という、食に関する疑問でした。

世界に目を向ければ、畜産による気候変動や環境破壊が問題視され、片や日本では、これを食べれば健康になる、美容にいいといった、食に関する情報が氾濫しています。

外出自粛で時間があるのをいいことに、ヴィーガニズムや日本の食の歴史など、さまざ

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