【#Real Voice 2023】 「変わらないもの」 4年・浅木柊人
オッシャー!!
今年の部員ブログの始まりもこの一言から始めさせて頂きます。
理由を知らない方は去年の私の部員ブログを読んでみてください。
こんにちは
本日誕生日を迎え22歳になりました。浅木柊人です。
みなさんお祝いのメッセージ待ってます。
無事22歳になれたということでこれまでを振り返ってみようと思います。
振り返ると変化の速さをすごく感じる。
実はひそかにタピオカにはまっているのだが、ブームが来たのは何年も前だ。
教育実習で母校に戻ったのだが、最近まで高校生だと思っていた私たちとは全く違った話だったり遊び方をしていた。
TikTokで流行ってる踊りなんて数か月すると忘れてしまうだろう。
Netflixでfirst loveが流行っていた時期なんてかなり昔に感じる。
時代の流れはとても早く常に変化してきている。
同時に私の価値観も変化してきた。
小中高大とそれぞれの友達に影響されてきた。
元気なJ-popから落ち着いた少し古い曲を聞き、洋楽を聞くようになった。
1年に1度のドラえもんの映画が楽しみだったのに、アクションやホラーを見るようになった。
放課後のグラウンドが1番の遊ぶ場所だったのにいつのまにか美術館に行き、夜ドライブをするのが好きになった。
たった4年間の大学生活のなかでも継続していることや思いがあるだろうか。
バイトやインターンは部活の忙しさを理由に辞めてしまった。
ア式に初めて参加した日の日記には、これからグラウンドに行くのが怖いと書いたが、今はその思いなどない。
自炊に凝っていた大学1年生から食べられればなんでもいいとなった4年生。
選手に見本を見せるためにと行っていたストレッチや筋トレもいつの間にかやめていた。
振り返ってみると4年間続けていることなんてないのではないかと思う。
それでもその中で変わらないものがある。
サッカーが好きだということ
約16年間サッカーに関わってきて変わらない思いだ。
私はサッカーに活かされ共に歩んできた。
小学生のころ地元の町民大会で何気なく行ったボール回しがとても楽しくてサッカーを始めたこと。
トレセンに選ばれたが行くのが怖くてずっと泣いてたこと。
ベンチにすら入っていないのに朝早くからお弁当を作って応援してくれた母親に申し訳なさを感じていたこと。
高校でポジションが変わり慣れない中、何度も怒られたこと。
キャプテンを任され勝つために練習メニューを漁り、過去の試合記録を何度も分析したこと。
高校最後の試合でPKを外して負けて、サッカーをやめようと決意したこと。
大学生になり1年間期間を空けたが、それでもサッカーに関わりたいと強く思ったこと。
サッカーのおかげで様々な人と出会い、沢山の経験をした。
そして多様な変化のなかで、サッカーだけは唯一変わらず行ってきた。
変わりゆく中で得ることができたこの仲間を、一瞬を最高の思い出に変えたい。
入部のタイミングで宣言した
「もとき君(令和3年卒・浦田幹)と江田君(令和4年卒・江田祐基)を混ぜたようなスーパーなトレーナーになります」
振り返ってみると全然達成できていない。
それでも大橋から
お前のアップのおかげで途中交代の選手が輝いていた
やっぱトレーナーは浅木に帯同して欲しい
伊勢や清井、ひりゅうから
今日もマッサージしてよ
ハムのチェック頼むわ
りーたやひろとから
トレーニング手伝ってよ
他にも
テーピング巻いて
アイシング作ってよ
雑用させるなよとかめんどくさいなとか言ったりしてるけど
本当は頼られて嬉しいし、こんな俺でもここにいてよかったって思わせてくれる。
デンソーのチャレンジカップでは人生で初めてあんなハイレベルな場所を経験した。
あんなに沢山の人が応援してくれる早慶戦の舞台に立てたことが幸せだった。
写真フォルダにある沢山の肉離れや靭帯を怪我して分析した動画
選手の名簿を作りすぎて予測変換で選手の名前を出してくれるパソコン
全ての行動が発言が思いが今の私を形成してる。
残りあと数試合しかないけど
昇格が厳しい状況になってしまったかも知れないけど
スタッフは直接試合結果には関われないけど
それでも一緒に最後まで戦う。
ア式に来てよかった。
最後に
後輩へ
ここまでいろいろな思いを持ちながら続けてこれたのはみんなのおかげです。
沢山舐められながらいじられながら楽しく過ごすことができました。
本当にありがとう。
思い残すことがないように目まぐるしい変化の中で一日を、一回を大切に残りの大学生活を後悔ないように過ごして欲しいです。
トレーナーの方々へ
先輩の学生トレーナーや社会人の方には特にご迷惑をおかけしました。
分からないことが多い中成長するための場を与えていただき指導していただき感謝しかありません。
後輩の学生トレーナーは僕から学ぶことはとても少なかったと思います。
それでも2人とも意欲溢れ主体性に満ちて僕のことを支え続けてくれました。
本当にありがとう。
同期へ
毎日顔でかいって言ってくるし
毎日ぶさいくって言ってくるし
もはやいじりじゃないくらいのレベルでいじってくるけど
それでもみんながピッチで活躍している姿を見て刺激を受けていました。
もっとみんなのために力になりたかったです。
あと少しだけど最後まで最高の4年生としてできることをやり続けましょう。
家族へ
一番近くで長い間支えてくれてありがとう。
晴れの日も雨の日も雪の日も怪我をした日も支えてくれたからここまで来れました。
そのおかげで沢山の出会いがあり経験をすることができました。
この先どうなるか分からないけど変わらずサッカーと共に楽しんでいきます。
【過去の対談記事(早稲田スポーツ新聞会 企画・編集)はコチラ☟】
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