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偏差値44の高校から逆転合格した現役早大生が教える、おすすめの独学法*日本史編②

こんばんは!

さて、昨日は僕が受験生時代に実践していた日本史の勉強法を紹介しました。

ということで、今回は僕がおすすめの日本史の参考書を紹介します!


*おすすめ参考書 

・教科書・資料集・用語集
そもそも、この3点セットに書いてあることを隅々まで記憶すれば、どんな大学でも満点を取ることが出来ます。
何故かと言うと、もし、これらに記載されていない事項を出題してしまうと、多くの予備校から指摘され、結果として出題ミスになってしまうからです。
仮にその事項が最近新しく証明された事実だとしても、学会で発表され、多くの支持を集めた事実だとしても、これらに書かれていなければ、それは紛れもない出題ミスです。
もっとも、これら3点セットに書かれていることをすべて暗記することは並大抵の努力ではできません。教科書だけなら可能かもしれませんが、用語集をすべて暗記しようとしたら、ほとんどの受験生が途中で挫折するでしょう。しかも、めちゃくちゃ不効率です。
なので、これから紹介する参考書も使いながら、効率的に勉強しましょう。


・一問一答
まずメインの教材として、僕はこの「一問一答」を使用していました。
とは言っても、一問一答は新しい知識をインプットする参考書ではなく、インプットした知識を維持するための参考書です。
僕の使い方としては、用語集や過去問、問題集で初めて得た知識をすぐに一問一答に記入し、何度も何度も回すという使い方です。特に僕の志望校では近代史の出題が多かったので、ページによってはもう書くスペースが残っていないくらいの情報を記入していました。
一問一答だけの知識で早慶レベルの日本史で8割を目指すことは不可能だと思いますが、その都度たくさんの参考書に書かれている大量の知識を一問一答に集約すれば8割も超えますよ。


・実況中継
講義系の日本史教材であれば、この「実況中継」が一番有名ではないでしょうか。僕も実際に受験生時代、シリーズのすべてを購入して使用していました。
実際の講義のように話し口調で書かれているため、教科書よりも頭にすらすら入ってくるので、まだ勉強していない範囲を独学で勉強する場合でも、かなり役に立つ参考書だと思います。
他にもいくつか講義系の参考書は使ってましたが、個人的にはこれが一番おすすめです。


・こんなふうに出題される日本史
これは各単元ごとに、どのように大学入試で出題されるかが書かれている参考書です。あまりメジャーな参考書ではないかもしれないですね。
厚さの割に、情報量はかなり豊富で、細かいところまで記載されていて、日本史が得意な受験生でも初めて知る知識がたくさんあると思います。
インプット用の教材としてはとてもおすすめです。


・眠れぬ夜の土屋の日本史 資料と解説
これは代ゼミの超人気講師・土屋文明先生の資料問題に特化した参考書です。あらゆる資料を現代語に翻訳してくれているので、資料問題が苦手な受験生でも、これで勉強すれば資料問題に対応できるようになると思います。
また、資料だけでなく、各単元ごとに抑えるべきポイントをわかりやすく書いてくれているので、別段資料問題に苦手意識を感じていない受験生でも一度手に取ってみることをお勧めします。


・実力をつける日本史100題
僕は日本史用の問題集として、これを使用していました。
名前の通り問題数はかなり豊富なので、全部解ききるにはかなり時間がかかると思います。
ただ、どれも良問ぞろいで解説も丁寧なので、アウトプット用の教材としてはかなりおすすめです。


・早稲田の日本史
僕はアウトプット用の教材として、この「早稲田の日本史」も使用していました。
各学部ごとに良問を選んで出題されているので、早稲田を受ける受験生にとってはおすすめですよ。


*いつから過去問を解き始めればいいか

受験生の中には、実際にいつから過去問を解き始めたらいいか悩んでいる受験生もいると思います。

個人的な意見として、以下の二つの条件がそろえば、過去問を解き始めてもいいと思います。

①英語にある程度の自信がついた
②通史をすべて終わらせた

やはり難関次第を受ける受験生にとっては、社会科目よりも英語の方が重要度が高いと思います。
以前にも言った通り、英語が疎かな状態で社会科目に移行しても、合格できる可能性はかなり低いです。
なので、ある程度英語ができる状態になってから日本史に移行しましょう。

また、日本史で高得点を取るには、志望校の出題傾向に合わせて勉強していく必要があります。

「どの時代が重点的に出題されるか」
「どのように出題されるか」

これらを自分で研究する必要があります。

実際に僕も受験生時代、早稲田の傾向を掴んだ上で、近代史の勉強をどの時代よりも重点的にやりました。

しかし、自分の志望校の傾向を掴むにはそれなりの時間がかかるので、ある程度早い段階からでも過去問を解き始め、普段の勉強を自分の志望校の出題傾向に合わせながら勉強していくことをお勧めします。

自分の志望学部以外の過去問を解くことも、必ず意味があると思いますよ。


* * *


日本史の勉強方法は以上です!

少しでも参考になればうれしいです!


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waseda.juken.44@gmail.com

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