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2024年1月の記事一覧
ウィキ情報操作(disinformation)に対するLuis Elizondoによる声明
昨日の記事などでも触れたが、UFO/UAPディスクロージャーを推進しようと動いている人々や内部告発者たち(ルー・エリゾンド、デヴイッド・グルーシュ、ロス・コーサートら)のウィキペディアを改ざんし、彼らの信用を貶めようとする動きがある。
これに対し、ルー・エリゾンドが声明を発表した。
ディスクロージャーはディスインフォメーション(情報攪乱、情報操作)との戦いでもある。
何が本物で何が偽物か、識
ジャック・ヴァレ:UFOと地球外起源説に対する反対仮説
昨日論説を紹介したUFO研究者・Jacques Valléeのこれまでの活動について簡潔にまとめた動画があったので、そのスクリプトの邦訳を載せる。
* * *
おそらくフランスの天文学者でコンピューター科学者のジャック・ヴァレほどUFOの研究において影響力のある思想家はいないだろう。
1960年代後半から、ヴァレはUFO研究者の注意をUFO報告の象徴的または「メタロジカル」な性質に導き、歴
人類の歴史を永久に変えるには一つの「本物」があれば十分
ガーディアン紙のバランスの取れた論説記事。
要約:
米国ではUFOに関する透明性の欠如が続いており、宇宙人の存在だけでなく、陰謀を暴いた場合の心理的影響についての懸念も引き起こしている。
UFO についての真実がついに明らかになろうとしていると思っている人は、考え直した方がいい。 昨年末、UFOに関連するすべての機密文書と遺物の管理された公開を義務付けるはずだった米国政府の法案は、議会を通過
アメリカにおけるUFO問題への取り組みの変化(6)
2017年以降、レスリー・キーンはラルフ・ブルメンタールと連名でニューヨーク・タイムス紙にUFO関連の記事をいくつか書いた。それらの記事はミステリーサークルやナスカの地上絵といったこのジャンルの王道をずっと避けていたが、2020年7月の記事では周辺領域に踏み込んだ。
その記事は、出所ははっきりしないが米国議会のブリーフィングで上映されたと思われる「一連の機密扱いされていないスライド」について取り
アメリカにおけるUFO問題への取り組みの変化(5)
2017年12月のニューヨーク・タイムスの記事が出てから1カ月も経たないうちに、ペンタゴンのUAP関連のプロジェクトは2つ星の将軍と同ランクに相当する情報文官に任されることになった。この匿名の後継者はすでにレスリー・キーンの本を読んでいた。彼はメディアの関心の高まりを受けて、「分類できない目撃報告を処理するプロセスがなければ、硬直した官僚組織は標準的なパターンに従わないものを見過ごしてしまう」と語
もっとみるアメリカにおけるUFO問題への取り組みの変化(3)
UFOが自分のライフワークになると確信したジャーナリスト、レスリー・キーンは、ロズウェルのような歴史的事件にこだわるのではなく、「プロジェクト・ブルーブック」終了後に報告された「本当に良質な事例」に的を絞ることにした。パイロットなどの専門家が目撃し、できれば複数の証人がいるもの、写真やレーダーの追跡記録で実証されているもの、そして特に専門家がUFO以外の解釈を排除している事例である。
キーンが注
アメリカにおけるUFO問題への取り組みの変化(1)
以下は、この記事を参考に、事実関係などを加えて再構成したものです。
2001年5月9日、ヴァージニア州の救急医スティーヴン・M・グリアは、ワシントンD.C.にあるナショナル・プレス・クラブで記者会見を行い、「ディスクロージャー・プロジェクト概要説明書」と題した492ページに及ぶ資料を配付した。
そこには、数十人の政府関係者や、クリフォード・ストーン軍曹を含む軍関係者によるUFO回収、リバースエ