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声をあげることの大切さ

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が392日目のnote投稿です。

本日はこちらのツイートから▼

筑波大学バドミントン部の後輩、そして研究室の後輩でもある学生からの投稿です。

彼の卒業論文や修士論文計画の相談にものらせていただいているのですが。
そもそも私自身が、この杉山選手の小学校の時から指導的な立場で関わっていることもあり(ジュニア時代や中高での外部コーチをさせていただいていました)、この訴えがとても響いてきました。

今日はそんな、声をあげることの大切さについて。

●目線の違いをどう訴えるか

よく、視点・視野・視座のお話を教育の界隈にいるとよく聞きます。
その中でも、「視座」については年々とその重さについて考えるようになってきています。

こちらのツイートにもあるように、大人として、力や物事を動かす位にあるような立場であれば、何をなすべきかを広い「視野」と現場に寄り添った「視点」で事にあたりたいですよね。

これは、よく言われる”ノブレス・オブリージュ”の概念そのものかもしれません。

教育の現場では特に、このノブレス・オブリージュの観点が非常に重要で。
目線の違いを捉えるために、「現場の声」を最大限尊重できるように、大人たちがその視座で何を汲み取るのか。
そして、既存の方法やしきたりにとらわれずに、責任を負って。

批判があっても、どう立ち向かい、現場の声に寄り添えるかがその組織や団体の"品格"になるのではないか、と思っています。

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●思い込みやしがらみを一旦おいておく

こうした、視座の違いを踏まえて。
意思決定者たちが何を一番気をつけるべきかというと。
「すべての意見を取り入れることをしない」と「現実的で前向きな選択肢を挙げること」なのだと思います。

現場の意見をなんでもかんでも受け入れるとなれば、それはただ流されているだけで。
全体を鑑み、流れや関係性も考慮して、「これはできる」「これはできない」の決断をすることが、リーダーたちの役目なのだと思っています。

だからこそ、曖昧な「検討をします」といった先延ばしや、「前例通りに」という定型的なもので凌ぐのではなくて。

そう安直に選択したりしてしまう前に、グッと堪えて。
思い込みやしがらみを一度全部取っ払ったときに、”何が最善手なのか”を本気で議論できることが望まれますよね。

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●素直に自分が思ったことを伝えてみること

また、日常の生活でもそうなのですが。
自分が思っていることが相手に伝わっているかといえば、そうであることは稀で。
基本的に「自分が伝えない限り相手は自分が何を思っているかわからない」というスタンスを忘れてはいけないのではないかな、と思います。

夫婦関係でもそうですし、こうした指導・教育現場でも。
人と人とが関わり合う中では、この言葉を素直に出してみること、は非常に重要な相手へ気持ちを伝える方法であり、なくてはならないものなのだろうなと感じます。

もちろん、ひとりよがりな考えであったり、お節介や行きすぎている・空気を壊すようなものであれば、それは「思っとけ」と思われてしまうこともあるかもしれませんが。

少なくとも、現場が声をあげたということに対して、何を返答するのか。
また、組織の中に所属していたとしても、「自分はこう思う」を意見として提示して、議論のテーブルに挙げることは必要なのだと思っています。

今後、本件がどのようになるかを見守るとともに、こうした「視座」について考え続けていきたいです。

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今日はここまで。392日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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